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2017年1月25日 (水)

ふたつのフィデューシャリー・デューティー

ますい画伯のエントリーです。

とてもわかりやすいですよね。

 

ますい画伯の表は、フィデューシャリー・デューティという観点において重要なふたつの要素が含まれています。

その1 実質コスト

信託報酬も重要ですが、やはり、実運用時にかかる経費等を加味した実質コストが重要です。

この差が少ないファンドは優秀と言えます。

その2 マザーファンドの規模

もうひとつ大事なのが、マザーファンドの規模。

どのマザーファンドもまだ規模が小さい。私の感覚では、一ケタ違う。やはり、1兆円、できれば、10兆円は超えて欲しい。10兆円あれば、0.1%の信託報酬だって、100億円です。これだけあれば、相当な収益額です。

最近、ニッセイさんのインデックスファンドの基準からの乖離が大きくなってしまった、というトピックスがありました。その理由として挙げられているのが、ファンドの規模です。

金融機関は、単に販売努力だけではなく、マザーファンド統廃合など規模増大を加速するような活動もして欲しいですね。心やさしいインデックス投資家も次回はシビアな反応すると思いますよ。

じゃあ、何を買うか?

インデックス投資家の主力となるであろう外国株式クラスにおいて、現在、私は、たわらノーロード先進国株式を買ってます。実質コストも低く、マザーファンドも比較的大きいからです。

しかし、明日も、たわらノーロードを推薦するかどうかは判りません。

低信託報酬率とマザーファンドの規模は車の両輪です。このふたつの努力をした企業こそが、フィデューシャリー・デューティという観点において、顧客本位の経営努力をしている企業であり、インデックスファンド界の勝者と言えます。

明日の勝者は、どこでしょうか。

 

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