「アーリーリタイヤしたのは、これが理由だったのかな」と後になって思ったこと
去年の12月から、また、セカンド無職なりました。(ご参考エントリー)
アーリーリタイヤしたきっかけそのものは、早期退職優遇制度という「にんじん」を目の前にぶら下げられたからでしたが、人生というのは不思議なもので、その後、「ああ、これが理由だったのかな」と思うことが、あります。
そのひとつが、母の介護です。
私が、セカンド無職に突入して、ほどなく、母の言動が、少々あやしくなってきたのでした。よく聞く、典型的症状。
介護と言っても、母自身は、いまのところ日々の生活はちゃんとできるので、プレ介護状態といった方が良いでしょうか。
我が家の状況は?というと・・・
- 二世帯住宅で母親と同居している。
- 母親は、年金をちゃんともらっていて、キャッシュフローはプラスだし、貯金もある。
- 私もアーリーリタイヤしているので時間はいっぱいある。
- 家族もいるし、近所の介護支援サービスはいっぱいある。
物理的にも金銭的にも時間的にも、在宅介護をするための状況としてはいい方なのです。
こうなると、私にとっての(結果としての)介護離職は、もはや必然。大げさに言えば「神さまが与えたもうたお仕事」。
世間では、介護離職が問題になっており、我が国のリーダーも「介護離職をゼロにする」とおっしゃっていますが、それぞれ自由があると思うので、介護離職する自由はあっていいと思うんですよね。
それに、介護離職を悲劇の物語しかないと決めつけるような風潮はよろしくない、とも私は考えていました。
ある意味、ぜいたくな選択なのかもしれません。
現代は、普通のサラリーマンだった私でも、そんな選択が可能な時代ではあるんです。
コメント
現場の介護職(社会福祉士)です。
介護離職した方が直面する困難は、経済的困難ももちろん大きいですが、『被介護者と自分だけ』という小さな世界に閉じこもりがちになる危険性から来る部分のほうが大きいです。
釈迦に説法だとは思いますが、『介護離職した後の困難から脱する方法』の中の、その部分に関するところだけでも情報収集されることをおすすめします。
投稿: | 2017年1月30日 (月) 07時10分
?様
アドバイスありがとうございました。
そうですよね。
近所に地域包括支援センターもあるし、私の場合、ありがたいことに、今、活動している仲間に、介護士さん、看護師さんの方が、たくさんいて、いろいろ相談できて助かっています。
投稿: NightWalker | 2017年1月30日 (月) 09時49分