2017/1末のポートフォリオ
2017/1末のポートフォリオです。
先月とほぼ変わらずです。トランプさんが派手にメディアを騒がせているので大変化があるかもしれないと思っていましたが変わりませんでした。未来は常に神秘的です。
てなわけで、当面は、「その他」クラスのREITを積み上げたいと思います。
そんなおり、こんなニュースがありました。
2015年に発覚した東芝の不正会計問題を巡り、株価の下落で資産が目減りしたとして、三菱UFJ信託銀行など複数の信託銀行が東芝に対して損害賠償請求訴訟の準備をしていることが分かった。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)も昨年、信託銀を通じ約130億円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴。請求額は計140億円を超え、敗訴すれば東芝の再建に影響を与えそうだ。
銀行は、東芝を救済するという立場ですが、信託銀行やGPIFはお金を出してくれている顧客を向いています。
あらためて考えてみたいのが、フィデューシャリー・デューティーにおける顧客本位。
その顧客って、いったい誰なんでしょう。信託銀行の顧客は、その会社のファンドを売る人と買う人。GPIFに至っては、突き詰めれば、国民のほとんどが顧客です。銀行は、預金してくれる人もそうですが、融資先も顧客です。東証は、市場参加者が顧客です。
一庶民がしっかりバイアンドホールドできる環境作りのため、市場のステークホルダーのみなさまには、真の国益を考え、真の利益のぶつかり合いを通じて、インデックス投資最大の敵=市場の非効率と戦って欲しい、と願いつつ、今月も長期投資の旅は続くのでした。
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