超ローコストインデックスファンドの販売会社が増えてます
私も買っている「たわらノーロード」。松井証券に続いて、SMBC日興証券でも買えるようになりました。
「たわらノーロード」をライバルの<購入・換金手数料なし>ニッセイシリーズと比べてみます。
分 類 | 販売会社 | たわら ノーロード |
ニッセイ |
証 券 | SBI証券 | ○ | ○ |
楽天証券 | ○ | ○ | |
マネックス証券 | ○ | ○ | |
カブドットコム証券 | ○ | ○ | |
松井証券 | ○ | ○ | |
SMBC日興証券 | ○ | ||
岡三オンライン | ○ | ||
フィデリティ | ○ | ||
銀行系 | ジャパンネット銀行 | ○ | |
スルガ銀行 | ○ | ||
京都銀行 | ○ | ||
三重銀行 | ○ |
※ 確認先(先進国株式クラスで確認)
両者に、微妙な差があるものの販路が徐々に増えつつあるようです。こうなってくると心配な点も出てきます。
販売先の拡大が、将来の値下げに悪影響しないか?
販売先を拡大していくと、いずれ、信託報酬の値下げの障壁とならないでしょうか?
STAMやeMaxisシリーズは、この点失敗したのではないか?と私は感じています。販路が多いと、各販路ごとの営業折衝が大変となります。
しかし、販路は増えて欲しい。特に地銀。
その一方、いろいろなチャネルで超ローコストインデックスファンドが売れて欲しいと思ったります。
特に、地銀です。地銀こそ、積極的に取り扱うべきではないかという気もするのです。たとえばiDeCo向けに。
長期的に見れば、iDeCoは地銀にとっても大切なはずです。短期的な収益ではなく、公器としての地方銀行の有り様から考えて、ぜひ取り組んで欲しいと思っています。もし、地銀系のiDeCoの取扱商品だけでも、ネット証券に肩を並べることができたとしたなら、地銀は、iDeCoの有力な選択肢に浮上するはずです。
ローコストが普通になればいい
上記の二律背反が解決する方法はないでしょうか。私はあるような気もしています。
ローコストが普通になればいいのです。
ひとつ考えられるのが、インデックスファンドを取り扱う収益モデルが、信託報酬から脱却し、別の収益モデル(たとえば、有償の投資助言サービス)へと変化していく可能性です。
そんな時代を夢見ながら、当ブログも続くのでした。
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