セミリタイヤ前と後での余裕資金の変化
前回のエントリーで取り上げた「余裕資金」。私の場合、セミリタイヤ前と(遅めの) セミリタイヤ後では、変わりました。
セミリタイヤ前
余裕資金 = 全金融資産 ー 生活防衛費
基本的にはこういう考え方でした。
生活防衛費もなかなか決めにくいですが、収入力にある程度自信が持てる人であれば短く、自信のない人は長い、というような相関関係はあると思います。子どもの学費など、近い将来の高額出費も生活防衛費の中に見込んでおくべきかもしれません。
セミリタイヤ後
余裕資金 = 死ぬまで残りそうなお金
これは、私としては、コペルニクスもびっくりの大変化。
言ってみれば、遺産。
このお金は、運用状況の善し悪しにあまり関係がありませんが、予期せぬ出費があるかもしれません。そのため、それ相応のリスク資産比率となります。私の場合、月に一度、ご紹介しているポートフォリオ、ということになります。
- 現在は、全財産で見ると、リスクが低め。
- (収入がないから当たり前だが)年金受給する頃までに生活防衛資金はどんどん減って行く。
- 全財産で見ても現役時代のリスク資産比率と同じ状態(といってもカウチポテトで低めです)に落ち着く。
- 年金受給世代は、夫婦合わせた年金などなどでなんとか生きていく。
- 以後、リバランスだけが運用の主眼。
今のところ、こんなゴールを考えながら、資産運用をしています。
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