トランプ大統領で長期投資を考える
トランプさんが大統領です。再修行中の職場でも、おおむね、びっくり、という反応でした。
長期投資家としてのいくつかの視点を上げておきたいと思います。
その1 大統領と株価の関係について
そういえば、ブッシュさんが大統領になったあたりでも、オバマさんがなったあたりでも、バブルが崩壊したような気がします。しかし、それは、たまたまに違いないと考えるのが長期投資家です。
そう考えるが故に、私は、やらねばならない長期投資を継続する勇気をもらっているのです。
その2 大統領と為替の関係について
為替は予測不能です。トランプさんが、ドル安派だとしても、ホントにドル安になるかはわかりません。為替の不確実性は、もともと長期投資が抱えている問題と思います。
その3 変化に対する不安について
トランプさんは変化を起こしそうだし何を考えているかわからないので怖いという意見を耳にします。
しかし、何を考えているかわかる人ばかりでは、資本主義は成長しません。変化や切磋琢磨は、資本主義経済の主力エンジン。とすれば、やはり長期投資家としては、不安ではなく期待ととらえたいところです。
そういえば、オバマさんも、Change,Yes We Can と言っていましたね。
トランプさんが大統領になったと言うことが、ある程度、長期に渡る「政治学&地政学的な転換点」であるかもしれません。しかし、そのためにこそ、いろんな可能性にベットする分散投資が重要な役割を担ってくるわけです。
と言うわけで、私の長期投資のスタンスは、今と変わらないのでした。
トランプ大統領の誕生、実は、個人的にはびっくりしておらず、米国人は、生き延びるという視点において、むしろ賢い選択をしたのかもしれないな、と考えたりもする、ある意味、おめでたい私でした。
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