パッシブ投資 鬼十則はこれからも使えます。
ところで、電通に対抗して、私の作ったパッシブ投資 鬼十則というのがあります。
再掲すると、こんな感じ。
パッシブ投資 鬼十則!
- 銘柄は自ら選ぶべきではなく、市場平均を与えられるべきだ。
- 投資とは、先手先手と働き掛けず、地味に受身でやるべきものだ。
- 大きな投資と取り組むな。小さなコツコツ投資が己の財産を大きくする。
- こむずかしい投資法をねらうな。それをあきらめるところに資産形成の道がある。
- 買いこんだら放すな。殺されてもホールド。ファイナンシャルインディペンデンス達成までは。
- 他人の投資を気にするな。気にするのとしないのとでは、長い間に天地のリターン差が出来る。
- 計画を持て。長期の投資計画を持っていれば、忍耐とドルコストと正しいリバランスと希望が生まれる。
- 自信を持つな。自信を持つから君の投資は、一発狙いで撃沈する。 頭は常に低回転。
- コストとリスクだけには気を配り、あとはEnjoy My Life。パッシブ投資とはそのようなものだ。
- 短期トレードを恐れよ。高回転率は大損の母、証券会社の肥料だ。でないと、きみはカモネギになる。
こちらの方は、ときどき、時代に合わせた表現に変更しては行きますが、これからも使える仕様となっておりますので、ご愛顧いただければ幸いです。
本家の十則、基本的には良いことを書いています。ただ、この本家の十則で時代遅れだな、と思うのは、常に新しい価値観を求めなければいけない広告業界において、社員が携帯する手帳に書き、文言そのものを神格化してしまう、古い文化にあります。
もうひとつ,付け加えると、原作にある次の文言。
周囲を引きずり廻せ。引きずるのと引きずられるのとでは、長い間に天地の差が出来る。
引きずり廻される方の身にもなってみろ、ということでしょうね。
自由な発想や行動が得られない環境であれば、クリエーティブにはなれません。ここに、ある種の矛盾を感じたりもします。
引きずり廻されるくらいであれば、飛び出してしまうという選択をするというのが自衛であり前に進む手段である、というのが、アーリーリタイヤ(セミリタイヤ)してみて、私が感じたことのひとつでもありました。
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