« アーリーリタイヤ年金 | トップページ | ノーベル経済学賞 »

2016年10月11日 (火)

確定拠出年金適齢期

確定拠出年金適齢期と言う言葉を編み出して、竹川さんの新刊のエントリーで使ったのですが、ちょっと補足しておきます。

絶対入るべきであると推しているDCですが、私は葛藤の末、残念ながら活用していません。

たいへん魅力的なDCにもある弱点があります。

  • 将来の収入が見込めない人には所得税の節税効果がない。(私の場合、アーリーリタイヤしたので当たりまえ)
  • 50を過ぎて始めても、60歳では受給できない。
  • 運用期間が短く、積み上げられる金額はそんなにないので、運用益の節税も限定的。

というわけで、NISAでがまんです。

そうです。それもこれも、会社が企業型DCを取り入れるのが、そして、今回のような法改正が10年遅かったからなのです。

あんまり、遅いもんだから、アーリーリタイヤしちゃったじゃないか〜。

DC難民世代なのでした。

この世代は、年金が有無を言わさず65歳からになっちゃった最初の世代でもあります。そんなDC難民世代に救いの手をさしのべるような特別法を望みたい。

たとえば、

  • 年金加入可能年齢を65歳まで引き上げる。
  • 一時金での入金を可能にする特例措置

などでしょうかね。

私のように、アーリーリタイヤしてしまうような不埒な人間はともかくも、65歳まで、いや、それからもコツコツ働こうという人にはもうすこし恩恵を「盛って」あげても良いのじゃないかと思うのでした。

最後になりますが、20代〜40代のみなさんは、ぜひ入るべきだと思います。ご検討くださいませ。

|
follow us in feedly にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ にほんブログ村 投資ブログ 投資でセミリタイア生活へ

« アーリーリタイヤ年金 | トップページ | ノーベル経済学賞 »

コメント

初めまして。
いつも楽しく拝見しておりおます。
当方55歳の公務員です。

やっと確定拠出年金に入れることになったので、この年齢でも、加入するメリットがないか、必至で探しています。(o^-^o)

でも、ほとんどの書籍、ネット上の記事は、私のようなストライクゾーンから外れた世代のことは取り上げてくれません。
(投資や年金に関する書籍等の同様の傾向は、今後確実に増えるにもかかわらず、独身、子供なしのモデルケースを取り上げないことにも現れています。)

嘆いても仕方がないのですが、私の場合、確定拠出年金に入るメリットはあるでしょうか?

投稿: ファイブイヤーズ | 2016年10月11日 (火) 16時50分

ファイブイヤーズ様
 コメントありがとうございます。
 課税所得があれば、その分はお得ですよ。
 私は、もはや、ない予定なので(^^;)

投稿: NightWalker | 2016年10月12日 (水) 01時04分

回答ありがとうございます。

期間が短いので、節税効果も薄い、と書かれた本もありましたが。
そうですね、利用すべきものはすべきと。

あとは、口座管理料と解約のタイミングでしょうか。


毎日の更新も大変かと思いますが、いつも楽しみに見てますので、これからも無理のない範囲で頑張ってください。

投稿: ファイブイヤーズ | 2016年10月12日 (水) 18時49分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« アーリーリタイヤ年金 | トップページ | ノーベル経済学賞 »

 
 
Copyright © 2005 - 2024 NightWalker's Investment Blog All Rights Reserved.