老後貧乏にならないために投資をしているわけではない
私は、アラフォーくらいの時から、投資を始めました。ちょうどネット証券ができた頃です。
投資を始めたのは、老後資金が不足するからではなく、老後の余裕資金を作るためでした。
あくまで「余裕」であって、切実な「生活費」の捻出を目的としていたわけではありません。
死なない程度にお金があるなら、それは貧乏ではないと私は考えています。つまり、私は、老後貧乏にならないために投資をしているわけではないのです。
私の考え方は、極めてオーソドックスです。老後貧乏にならないためには、
- 必要最小限な老後資金は、地道に年金と貯金を積み上げる。
これです。その上で、
- 老後の余裕資金は、人生の楽しみの一環として投資で積み上げる。(これですらカウチポテト)
- それ以外は、現役時代に使う。(65歳で億万長者になっても仕方がない)
とまあ、そんな考え方なのです。
アラフィフくらいになって、間近に老後が迫った頃に、老後の生活資金が足りないとあせって、リターンを上げなくてはいけない、だから株式投資だ、と言う考え方は危険です。
マーケットは、Good Times Bad Times。良いときもあれば悪いときもあります。切実に必要なときに「Good Times」になるとは限りませんからね。
アラフィフになっての年金資金不足について相談を受けた場合は、「支出を減らすこと」「65歳、いや70歳まで働くこと」この2点をオススメしている私です。特に収入に見合った生活コストを把握することは重要です。
このような考え方は、今でも間違っていたとは思ってません。ただ、今後も間違っていたと思わないかどうかは、わかりません。それは、このブログの未来のページに書かれることになっております。
コメント
「65歳いや70歳まで働く事」
大賛成です。長い余生を生き生きと暮らすためには、生活のメリハリが必要だと思います。一定のリズムがあり、軽いストレスがあり、僅かながらの社会貢献、適度の収入、人生は以外と長い。オークはお金より豊かさ重視です。
投稿: オークX32 | 2016年10月29日 (土) 10時09分
年金って、これから徴収額はどんどん上がっていくけど、下手すれば、支給開始年齢は75歳、支給額は5万くらいまで落とされる可能性大です。
制度に従って支給されていれば支給額が1円でも問題ないなんて言っている官僚もいるので、下手すれば本当に支給額が1円になりかねません。
その前に、65歳位で過労死させられそうですけど。
ということで、ほとんど全員、老後破産、貧困老人確定。
ってところではないでしょうか。
投稿: 見知らぬ男 | 2016年10月29日 (土) 10時30分
見知らぬ男様
コメントありがとうございます。
75歳になったら、もらう前に死んじゃうかもしれないなあ(^^;)
投稿: NightWalker | 2016年10月29日 (土) 10時35分
オークX32 様
コメントありがとうございます。
人の価値観はそれぞれです。いろいろな道があって良いと思います。
投稿: NightWalker | 2016年10月29日 (土) 10時39分