日本債券クラスについての最近の考え 2016
虫とり小僧さんのエントリーです。
さて、あんまりツイートでは意見を述べない私ですが、おもわずツイート。
@mushitori 私はすでに全く持ってません。それにしても、ここまで金利が下がり続けるとは。金利は解熱剤にすぎず、肝心なのは本体の復活力。解熱剤の方も副作用で身体がやられそう。私は、債券クラス=リスクの中和剤=水と割り切って、キャッシュ+個人向け国債+定期貯金なのです。
— NightWalker (@nwalkerz)
ブロガーなので、ブログにしてみます。
分散投資において、それぞれの資産クラスを、食事に例えると、
- 株式クラス おかず(肉や野菜)
- 債券クラス 主食(パンやご飯)
- キャッシュ 水(人間は水でできている)
こんなイメージを持っていました。
ところが、今の日本債券クラス(金利)は、いまや、主食ではなく、薬。株式クラス(おかず)が近頃、栄養不足になってきたので、それを補わなくてはならなくなったのです。今,薬でしのげば、そのうち元気になるだろう、おかずの栄養不足も解消するだろうというわけです。
ところが、日本経済、ちっとも元気になりませんでした。
最初は、サプリ、ビタミン剤だった日本債券クラスも、今や、解熱剤。(点滴状態という人もいます)
そんなこんなで、いまの私は、水(キャッシュ)と他の食品(定期預金と個人向け国債)でガマンする日々なのでした。
この傾向は、日本だけではないような気もします。
しかし、いつか日本経済や世界経済が元気になって、金利が正常水準になった暁には、日本債券クラスを買いたいと思うのです。
課題は、たいしたことはありません。
その日が来るまで私は生きているだろうか
と言うことぐらいです。
<補足>
金利が下がれば、債券クラスは値上がりします。つまりマイナス金利が進み続けるなら、どんどん上昇します。
今、日銀は、長期金利についてゼロにすると言っています。これが、将来の再度の利下げ(つまり債券が値上がりする)に備えるものなのか、ゼロを底にして、デフレが自然治癒して金利が再度上昇する(つまり債券は値下がりする)ことを示唆しているのか、それは私には到底わかりません。
コメント
債券クラスは国内外持ったことがありません。当初アセアロを決める際にかなり悩んだのですが結局採用しませんでした。
外国債券は為替リスク、国内債券は投資する理由が特にみあたりませんでした。
結局、現金+株式に落ち着いています。
投稿: クロスパール | 2016年10月 3日 (月) 02時18分
クロスパール様
コメントありがとうございます。
リスク資産は株式100%、というシーゲル流ですね。
私の場合債券クラスは、ウェルズリーインカムファンド、妻のセゾンバンガードに含まれる分のみです。全体に占める割合はほんのわずかなので、ポートフォリオ上は明示せず、その他の中に丸めています。
投稿: NightWalker | 2016年10月 3日 (月) 10時19分