日経平均の長期推移を見ながら長期投資の行く末を考える。
年に一度、ダウの長期推移を対数グラフ化しながら見ている私ですが、日経平均はどうなのでしょうか?
まずは、単純にグラフ化です。
日本経済、戦後70年。荒々しいですねー。
次に縦軸を対数にします。(縦軸対数化についてはこちら→:複利の力を直線化する)
そして、補助線です。
チャーティストであれば、もっと細かく、補助線を引いて、様々なストーリーを作るのかもしれませんが、長期投資家目線の補助線です。あしからず。
日本は、おおよそ40年間、長期の成長=インフレが続き、おおよそ25年間、長期の停滞=デフレが続いている、そんな様子が見て取れます。
やはり、株価とインフレは、関係がありそうな気がしますよね。
ところで、日本は、いつインフレ・トレンドが復活するのでしょうか?
(1)明日から(あるいは既に始まっている)
(2)インフレが40年続いたんだから、デフレも40年続く。
(3)それ以外。
どうなるか、わかりません。
インフレ対策で株式投資をしている私ですが、いつも頭に留めているのは、(2)のシナリオ。
アベノミクスやその後も続くであろう経済対策むなしく、あと15年くらいデフレが続き、日本が新たな成熟経済モデルとしての研究対象となり「株式投資なんて日本じゃやっぱりダメじゃん」と言う新モデルが理論的に証明され、ノーベル賞級の経済学者が出てきて、多くの人が離脱したとたんに、急に長期のハイパーなインフレが始まる。
そんな未来妄想物語。
そのとき、残り少ない人生の中で「あって良かった株式資産」となるように祈りながら、今日も「ささやかに」バイアンドホールドし続けるのでした。
やっぱり、「長期投資の旅は長い」のです。
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