年金ギャップとは何かをあらためて考える。
年金ギャップという言葉に出会ったのは、10年前のこの本です。
年金ギャップとは何なのか?
世代によって、老後資金として必要な金額に差がある。それが年金ギャップである、というわけです。
この本が書かれた2006年時点で、45歳以下の世代から、2000万円以上の大きな年金ギャップがあるという試算。この世代から、急に大きくなるのです。
大きな流れとしては、少子高齢化が進んで受給額が減るに違いない、となるわけですが、いざ、セミリタイヤするに至って、わかったのは、いや、実感したのは、
リタイヤしてから年金がもらえるまで5年間収入ゼロ
全部とは言わないまでも、この影響が大きいのです。
60歳になったら年金もらえるからと年金を納めだしたものの、途中で65歳になっちゃった世代なわけですから、当然です。
年金ギャップの対策とは、空白の5年間。あるいはそれ以上の期間。それを埋めるための自助努力でもあるのです。
でも、よく考えると、アーリーリタイヤを考えていたとしたら、それは、もともと課題でした。恐れることはありません。
結局、この間、なんとか働き続けるのか、そうではないのか、その人自身の人生に対する満足度なんですね。
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