平々凡々とした生活に必要なベーシックインカムはいくらか考えてみる。
さて、今回、語ってみようと思うのは、ベーシックインカムという制度がどうあるべきかという話ではなく、だいたい、いくらぐらいあれば、汲々としない程度に平々凡々と生きていけるだろうか?という感性の物語です。
さっそくですが、ずばり、
一人、月15万円
でいかがでしょうか?
夫婦で、月30万。けっこうな金額です。
さて、この「一人、15万円」。生涯ではいくらかというと、90歳まで生きるとするなら、
15万円×12ヶ月×90年 = 1億6200万円
このくらいは、サラリーマンとして稼ぎたい生涯年収というところ。
夫婦でこの倍。
この「一人、15万円」を50歳でリタイヤしたとして、年金に一切頼らなかったとしたら、
15万円×12ヶ月×40年 = 7200万円
夫婦でこの倍。
ただ、年金が、月15万円あったとしたならば、65歳以降は、ゼロ円ですみますから、
15万円×12ヶ月×15年 = 2700万円
夫婦でこの倍。
この辺が、アーリーリタイヤの一つの目安なのかもしれません。夫婦でフルタイムで働き続け、年金もしっかりもらうあてを立てる。これができれば、早期リタイヤは意外とできる可能性が高いのです。
この目標を達成するための最大の課題は、
汲々としない程度に平々凡々と生きる
という点です。これがなかなかできないんですよ。その阻害要因を、人は、時に「煩悩」、時に「運命」と呼んでいます。
コメント
煩悩、気の迷いや夫婦の価値観も近いものでないと
投稿: たんちん | 2016年8月 9日 (火) 21時23分
たんちん様
コメントありがとうございます。
おお、次々に難題が・・・、道理でアーリーリタイヤが難しいわけですね。
投稿: NightWalker | 2016年8月 9日 (火) 21時28分