資本主義に気がつくところから始めよう
私が、初めて株を買ったのは、1980年代。株と言っても、自社持ち株会。
そして、やってきたのが、冷戦終結と 1990年バブル崩壊。(ちなみにバブル崩壊後も10年、自社株はドルコストを続けました。)
いいこともありました。
それが、きっかけで、経済誌や、経済の本をよく読むようになったこと。
その結果、
世の中はほとんど全部資本主義。
ということに、気がつくことができたのです。
日本では、冷戦時代、資本主義陣営にいながら、社会主義を是とするような考え方が、ある知識層を支配していました。そのためなのか、多くの人が、冷戦終結後も頭の切り替えができなかったような気がします。
そうです。
株式投資は悪いことである
という思想です。
いまだに、株式投資を優遇しようとすると、金持ち批判をする人たちが後を絶ちません。
「この考えは間違っている」「庶民も株式投資をしなければ、おいていかれるだけだ」。11年前に「庶民には投資信託があるじゃないか」というこのブログを始めました。
最近になって、ようやく、株式は他人事ではないと言うことに、多くの庶民が気が付かざるを得ない状況がやってきました。それが、確定拠出年金制度です。
国民皆「確定拠出年金」時代になってくると、心配なのが、金融リテラシー。
そのためにも、まず、資本主義に気がつくことが、大事なのですね。
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