「チャリンチャリン」について考える。
「チャリンチャリン」。ちょっと私の考え方を整理してみます。
実は、この「チャリンチャリン」という言葉。今は遙かな私の現役時代の10年くらい前、ビジネスのことを考えるのによく使ってました。売り切り型のビジネスではなく、定期的に収入があるタイプのビジネスを作らなければいけない、みたいな文脈です。
いわゆる「オヤジ用語」です。
さて、「チャリンチャリン」は、私の分類では二つあります。
(1)チャリンチャリン投資
配当金が多めの銘柄、REITなんかがそれに相当します。
(2)チャリンチャリン副業(ビジネス)
お店のオーナーになったり、不動産投資しちゃったりするものです。。
(1)と(2)は、似て非なるものであるというのが私の感覚。
さて、(1)(2)のどちらでも、大事なのが、コストです。
特に(2)。借金の金利だけをコストとしてみるわけにはいきません。重要なのは、保守経費です。これがかなり大きな金額になります。この検討を忘れないようにしなければなりません。
逆に、売る側から言えば、ここが、儲けどころです。私が、冒頭で書いたようなことを考えていたときは、この保守部分で、投資を回収するというようなストーリーをよく考えていました。たとえば、プリンタのハードを安く売って、紙とトナーで儲ける、とか、サブスクリプション契約みたいなビジネスモデルです。
我らが投資信託も、売ってる方から見れば、ある意味のチャリンチャリン・ビジネス。購入者がほったらかしにしてくれるだけで、儲かります。
というわけで、みなさん!
あなたが買ったその商品で儲かるのは誰か?
これをよく考えましょう、というお話でした。
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