副業解禁について考える。
最近、副業解禁という言葉を良く聞きます。
そもそも、今となっては、副業を禁止していること自体、変だなあと言うのが私の考え。
副業禁止規定というのは「終身雇用とセットで成立する契約」であって、会社が専属契約をする代わりに終身雇用を約束するギブアンドテイクだと思うのです。
昨今の企業は、おおむね終身雇用をやめたがっています。事実上、終身雇用がなくなっているに等しいケースも多いように思います。であれば、それとセットで、副業禁止規定を削除しなければ、フェアではないような気がするんですよ。
そもそも、会社の外の活動は、法にも触れず、守秘義務にも反しなければ、何をしたってかまわないはずです。
また、
- 週30時間(10月以降の厚生年金加入の境界線)をベースとし、週休3日制が基本。休みは何曜日でもよい。
みたいな自由さがそもそも欲しいですよね。でないと、副業に十分な時間が避けない。
だからといって、みんながみんな、副業を持つべきかというと、そうでもありません。ひとつの会社で仕事を作れる人は、もっと集中して働いても良いわけです。そういう自由もあります。
仕事の世界で集中リスクを取っている分、資産運用は分散投資で行きましょう、というのが当ブログの提案のひとつでもありました。
ただ、ちょっとだけ注意が必要です。
ときどき、
「これからは、みんな副業を持っていなければダメだ。」
「収入を得る手段を複数に持っていなければいけない」
と脅かす人たちがいます。
どこかで聞いたような・・・・?
そうです。
「将来年金が心配だ」「一億総下流老人だ」「貧困だ」とあおり、ついては、・・・・・・と言う、良く聞くお話に似てなくもありません。
副業も投資も自己責任であることに変わりはないですね。
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