退職金について整理してみる 2016
相互リンク先のピヨママさんのエントリーのご紹介。すごく重要なことが含まれてますのでぜひ読んでみてくださいね。
さてさて、確定拠出年金なども絡む退職金。既にもらってしまった身としても「いまさら備忘録」を書いてみたいと思います。
退職金は、給料の後払い
退職金は、終身雇用を背景とした給料の後払いだという理解が重要です。給料を後払いにすることで、税制上、得をしているかもしれないんですね。(「かも」と書いたのは、本来いくらだったかはよくわからないためです。最近はポイント制などにして開示している会社さんもあるようです)
もう一つの理解の仕方としては、会社が、リタイヤの後の給料をまとめて支払ったという考え方。私のように早期退職制度を利用したものにとっては、その感が強いです。
退職金のもらい方を考える前に
退職金も企業年金や確定拠出年金もセットで考えなくてはいけません。全部合わせて退職金と考えておくといいと思います。
退職金をどうもらうとお得か?
ずばり節税です。
ここでは、2点だけ。
- 退職所得控除までは一時金でもらい、それを超えた分を企業年金に回す。(回せる場合)
- 受給を後送りできるなら後送りしておくのも一計。
また、私は、結局確定拠出年金ができなかったので、もしもの話となりますが、確定拠出年金は退職金と見なされ、過去14年に遡った退職金が合算されます。たくさんあるかに見える退職所得控除枠を超えてしまうことがあり得ます。先に確定拠出年金をもらって、退職金の方は、あとで企業年金(DB型)を一時金でもらえるようにできないかなど、節税法の発案が望まれます。
この問題は、そのときの税制や会社の制度がどうなっているかによるので、いざもらうころに考えるしかありません。
退職金の使い方
これまた、ひとそれぞれなのですが、当ブログでは、
- 生活防衛資金に編入。投資は退職金をもらう前にやっておきホールド。
- ご褒美と思って世界一周旅行に出たりヨットを買ったりしてはいけない。
を提唱いたします。
以上、本家NightWalker王国ものがたり、退職金の巻でした。(どうなっちゃうのかなー、ますい画伯の本編の続き・・・)
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