いくつかある投資の手法で私がもっとも大事だと思っているもの
私は、いくつかの投資方法を採用しています。インデックスファンドを買う。積立投資をする。バイアンドホールドする。などですが、それらの中で最も重要だと思っているのが何かというと、
ずばり、
分散投資
です。
分散投資は、リターンを上げることができるわけではありませんが、リスクを下げる強力な方法です。(相関関係の小さい資産に分散した場合に「計算上」リスクが下がることをいってます。)
私が仮にインデックス投資やバイアンドホールドを止めたとしても、分散投資だけは止めません。(ただし、インデックス投資は分散投資を簡単ローコストに実現する方法なので、現時点ではセットです。)
その分散投資のポイントを二つあげると
- リスク資産と無リスク資産の配分(インフレかデフレか)
- 分散し忘れているものがないか?
こんなところです。二番目は、たいへん難しい。
今やっている上場株式の世界分散だけで、すべての資産に投資しているかと言えるか?と言う話です。
分散投資の原理が絶対だとしても、残念ながら完璧な分散方法は存在しません。人類の歴史をひも解いて見ても、庶民には手の届かないところに大きな財宝や黄金の羽根があるような気はしています。
・・・・していますが、庶民がそんなことを悩んでも仕方がないので、資本主義システムにおいて世界の富が反映されているであろう、株式を中心に投資しているわけです。
あえて言うなら、資本主義システムが崩壊したときに残る価値にも分散すべきと言うことかもしれません。
最近は、EU離脱で揺れる英国。その国の偉人であるチャーチルが、かつて民主主義を評して「民主主義は最悪の政治といえる。これまで試みられてきた、民主主義以外の全ての政治体制を除けばだが」といったというお話がありますが、この言葉を借りるなら、
- 分散投資は最悪の投資法といえる。これまで試みられてきた、分散投資以外の全ての投資手法を除けばだが
というところ。
このチャーチルの言葉、民主主義に他の投資手法の名称を当てはめても、個人的にはすっきりしないのですが、分散投資だけは、許せるような気がしています。
コメント
はじめまして!
記事を拝読し、参考になりました。
どうもありがとうございます(*´ω`*)
私も銘柄や市場だけでなく、買い付けのタイミングも分散させることで、トータルのリターンを上げてます。
分散大事ですね。
投稿: | 2016年8月 5日 (金) 14時40分
?様
コメントありがとうございます。
買い付けのタイミングについては、なんとも言えませんが、サラリーマンは、必然的にコツコツ投資になりますよね。
投稿: NightWalker | 2016年8月 6日 (土) 00時38分