ブレキジット(Brexit)
Brexit。最近、脚光を浴びている言葉です。私は、ときどき、時流の言葉をブログのタイトルにします。
いや、何も、言葉の解説をしようとか、そういうことではないんです。当ブログは、日誌みたいなものでもあるので、
想い出として書いときたい。
そんな理由です。そういうこともあったよねー、という(^^;)。
さてさて、てなわけで、このエントリーで英国のEU離脱について解説してみようというわけでは、もちろん、なく、マーケットが危機感に包まれた時に、どう身構えておくべきなのか? そんな話です。
私の拙い経験では、危機には二種類あります。
(1)ほとんどの人が安心しているときに、突然襲う危機。
(2)危機が来るぞーとみんなが騒いでいる危機。
(2)にも根拠は当然ありますが、危機を煽る商法や本や投資術が出てきたりすると、とたんに、あやしさ倍増です。
天災は忘れた頃にやってくる。心配なのは、やはり、(1)です。
予想していない危機に備えるための重要な考え方が、無リスク資産を軸としたリスクコントロールですが、もうひとつ重要なのは「生き延びてさえいればなんとかなる」というポジティブ思考。
これは、(2)であっても、もちろん有効です。
(1)の危機も(2)の危機も、最終的には、人類の英知が勝り克服できるのです。そんな「経済活動の継続発展」を信じることが、バイアンドホールド型の長期投資では重要なよりどころの一つなのですね。
リスクと人生は隣り合わせ。ひとは、誰もがみんな長期投資家です。
踏みとどまり続けるしかありません。
コメント