相場急落時に注意すべきこと 2016/6
昨日の続きです。相場急落時には注意をすべきことがあります。
それは、
思わずうれしくなっていっぱい買うこと
です。
一日デイトレーダ気分(なんか変ないい方ですけど)は、なかなか爽快かも・・・・などと考えるには、それなりの自己コントロール力が必要です。
緊急リバランスという位置付けでポートフォリオが減った比率分買うぐらいは、いいかもしれません。
それでも、私の場合は、リバランスについて、
- 売るときは一気に
- 買うときはやっぱりコツコツ。
と言う方針ですので、やっぱり、買いはコツコツです。
今回は、英国のEU離脱、ブリテン・ショックですが、経済はよくわかりません。これが、引き金となって、
- 英国とは全く関係のないところで、全く予期しない大きな問題が噴出する
- 既に発生している地政学的問題がエスカレートし、経済どころではなくなる
などの悲観的な見方はいくらでもできる一方、これが引き金となって、突然、英国に経済のダイナミズムが生まれ、欧州の奇跡が起こるかもしれません。
未来は、いろいろです。
願わくば、前回のリーマンショックの時のように、震源地の米国は、ちゃっかり、株価が復活し、日本だけが長いこと低迷するなんてことにならないことは祈ります。日本は、この種の危機での戦闘能力が低いですからね。
でも長いこと低迷してくれたおかげで、しっかり、仕込めたというコツコツ投資家もいるわけで、必ずしも悪いことではありませんでした。
日本の金融資本主義社会における戦闘能力の低さの一因に、株式投資を悪とする国民性があります。
しかし、NISA、確定拠出年金などの制度が追い風となってコツコツ投資家が増えれば、外部からの経済ショックに対する耐性は高まっていくかもしれませんね。
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