将来はデフレになるのかインフレになるのか?
2010年のこの本、いまさら読み直してます。
この本が出たときには、人口オーナス(日本は既に死んでいる的な話です)の話にちょうど個人的にあきていたのと、私の理解力不足により個々の論理にしっくりきてなかったため、斜め読みして終わっていました。藻谷先生ごめんなさい。
で、最近、どうなんでしょうか?
冒頭の本では取り上げられていなかった(と思う)購買力平価のグラフは好きで、ときどきチェックはしています。(たとえば、公益財団法人 国際通貨研究所さんのこちら)
これ見てると、プラザ合意後、長らく続いていた 購買力平価と実勢相場の間のギャップが、ここ数年少なくなってきてはいます。これはデフレ脱却の予兆?
いやいや、やはり、生産人口減の圧力には勝てず?
未来はなんとも占えません。
- 実勢為替相場のボラティリティは予測不能かつ大きい。
というこのグラフを見なくてもわかるようなことはわかります。
生産人口が減るからデフレになる、という考え方がどうなるかは、もう10年か20年くらいしないとわからないですね。
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