失業給付でいくらもらえるかは知っておきましょう。
銀行残高のチェックをしてたら、「再就職手当」が振り込まれてました。失業給付って、「基本手当」以外にもいろいろあるんですよね。
たとえば、私の場合、次の3種類がもらえる(もらえた)のです。
(1)基本手当
いわゆる失業給付です。基本日額×日数分もらえます。
私の場合、会社都合(こちらの特定理由離職者を参照)、45歳以上60歳未満の範囲、かつ20年以上働いたので、最大330日もらえる権利を持ってました。(こちらの表を参照ください)
しかし、途中で再就職しちゃったので、「基本手当」は当然終了です。
でも、続きがあるのです。
(2)再就職手当
今回もらったのがこれ。
- 基本手当の支給残日数が所定給付日数の3分の2以上の方は、所定給付日数の支給残日数×60%×基本手当日額
- 基本手当の支給残日数が所定給付日数の3分の1以上の方は、所定給付日数の支給残日数×50%×基本手当日額
基本手当日額は上限はありますが、残りの給付の半分くらいは、言ってみれば、就職のお祝い金としてもらえるんですね。
で、もう一つあります。
(3)就業促進定着手当
これは、前職より給料が下がった場合も少しは支援するので辞めないで頑張りましょう、という制度。
(2)の再就職手当をもらっていて、半年後も再就職先に勤めていて、給料が下がった場合、その差額分、支給されます。
ただし、こちらも、上限があります。
所定給付日数の支給残日数×40%×基本手当日額
つまり、(1)(2)(3)を合わせると、最大で所定給付日数の90%〜100%分になります。
基本手当日額の上限も、(2)(3)については少し下がりますので、100%ならないことも当然ありますし、給料の良い会社に転職すれば、(3)は、ないか、少なくなります。
まとめますと、これらは
- ご褒美や支援金を用意していますので、がんばって早く就職して働いてね!
と言うありがたい制度なのです。
次は(3)をもらうべく、あと、半年は、修行に励むことを心に誓った私なのでした。
最後に
失業保険は、再就職の意欲のある人がもらえる手当です。
働く意志のない人は、もらえませんので、ご注意ください。
コメント