VIX指数 2016/3
たまには、S&P500のVIX指数を見てみます。最近は、ほとんど、話題に上ることのない指数ですので、ご存じない方も多いと思います。
VIX指数とは、たちえば、こちら。
VIX指数とは、シカゴ・オプション取引所が作り出した「ボラティリティ・インデックス」の略称です。
VIXはS&P500を対象とするオプション取引の値動きを元に算出・公表されており、このVIX指数は投資家心理を示す数値として利用されており、「恐怖指数」という別名が付けられています。
恐怖指数は、通常時10~20の範囲内動き、相場の先行きに不安が生じた時に数値が大きく上昇する特徴があり、過去のチャートを見ると、大きな出来事が起きた後は大きく上昇していることが分かります。
知っておいて、損はない言葉です。ただし、知っていたからと言って、投資必勝法がわかるわけではありません。
市場がやばくなると、急に上昇するのが特徴です。
最近一年くらいを見て見ると、
やはり、チャイナショック当たりで大きく変動しています。
そして、この1〜2ヶ月は、下落傾向にあります。しかし、とにかく、とつぜん上昇します。
私は、過去、この指数がどう変化してきたかを見るのが好きなので、時々、グラフを眺めています。
ここから、わかることは、
- 市場は「Good times bad times」。良いときもあれば悪いときもある。
- これは、ありがたいことに人生の中で何度もあり、取り返しはつくが、安心していると、
- 本当の大嵐は突然現れる。
ほんとうにあたりまえのことなのですが、これを思い出し続けることが重要なのです。
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