ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 届きました。
仙界はちょっと遠いらしく、我が家へは、一日遅れでやってきました。(仙界にも宅急便は届きます)
ミスター・ランダム・ウォーカー水瀬さんの速読速報レポートです。
今回の特徴は、水瀬さんもお書きになっているように、分厚かったこの本が、さらに、分厚くなったこと。
- 第11章「スマート・ベータ」は本当に役に立つか
- 第12章 ウォール街の歩き方の手引(財産の健康管理のための一〇カ条
が増えました。
どのくらい増えたかというと・・・・
- 第9版 475p
- 第10版 483p
- 第11版 511p
です。
スマート・ベータの章では、
結局は時価総額加重のインデックス・ファンドがベスト
と言い切っておられます。
理由ももちろん明解です。
第12章は、米国の事情が絡んだ投資の実践編と言うことで、これまで日本語版では割愛していた章だそうです。読んでみて、それほど違和感を感じなかったのは、日本人も多少は海外の目線を持てるようになったと言うことでしょうか・・・とまではいきませんが、第一条「元手を蓄えよ」などは万国共通です。
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本書の最大の特徴は、版を重ねても軸はぶれない、こと。
投資の世界において、ずっと続けることが実を結ぶことをこの本の存続自体が証明しているのです。
マルキールさんは、1932年生まれ。2009年に来日された時↓に77歳。今年は84歳になります。
第12版が出版されますよう、日本から、お祈り申し上げます。
インデックス投資家だったら、一家に一冊、ランダム・ウォーク。ぜひ、お買い求め下さいませ。
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