マイナンバーとマイナス金利が背中を押す金融口座の自然淘汰
夢見る父さんのエントリーです。
昨年はコンスタントに月間2000件の新規口座開設があったのに、1月は1300~1400件になったとのこと。原因はマイナンバー導入で口座開設手続きが面倒になったこと
これには、思わず、ひざを「ぽん」と3回くらい打ってしまいました。
実は、私自身、次のようなことを考えていたからです。
マイナンバーとマイナス金利を契機に口座を減らそう。
マイナンバーは正直面倒です。なんでもかんでもマイナンバー。
そして、もうひとつが、ふって出てきたマイナス金利。
日銀が当座預金の一部をマイナス金利にしたとたんに、銀行はそのツケを企業や個人に回すという「左から右」(たとえばこちらも)。銀行さんが、この機会に融資を海外投資へ回し融資力を強化してくれると思ってましたが、あまりに素早いこの対応には、もうびっくりです。素早すぎる。
さてさて、マイナンバーとマイナス金利。このダブル「マイナ」ちゃんのおかげで、そもそも多すぎた私の金融口座もいよいよ年貢の納め時。自然淘汰が進みそうです。
ご参考エントリー:私の愛した金融口座 2015
当面の税務処理の手間やいつ必要になるやもしれない自身の遺産相続などを考えると、仙人世代は、金融口座がシンプルな方が良いですし。
ご時勢が、またしてもその背中を押してくれそうな格好になりそうなわけで、そういう意味では、「これからは堂々と口座を解約できるね」「ありがとう!マイナンバー」「ありがとう!マイナス金利」と言っておきます。
というわけで、私の金融口座のうち、金利が低い銀行などの整理対象は、マイナンバー登録しないというシナリオでいよいよ「終了」になりそうです。
マイナス金利になって、個人の定期預金金利を「右へならえ」ですぐ下げるような銀行は、もともとお金は有り余っていてリテールマネーに興味がない銀行なんですから、その方がお互いにメリットがあります。
これからは、消費者にとって良い銀行とそうではない銀行の差がこれまで以上に付くのではないでしょうか?
ひょっとすると、各金融機関で、マイナンバーご登録キャンペーンつまり、新聞の契約みたいに「当銀行をご継続いただきありがとうございます」ご家庭訪問作戦が始まってしまうかもしれません。
地銀系はありそうな気がする〜〜。
そのときは別途考えます。
なお、件のセゾン投信さんですが、妻のセゾン投信は、先日マイナンバー登録を済ませたようです。我が家としてのマイナンバー登録第一弾。生き残り確定です。
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