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2016年1月28日 (木)

長期投資のリスクはいつでも存在している

まずは、この図を見て下さい。

20160128

さてこれは、何の図でしょう? 横軸は年数です。

正解は、

 日経平均1989年12月から23年間の推移

です。

ここでの最大の教訓は、

 株価は23年くらい平気で下がり続ける。

ということ。この期間は人間のライフサイクルを考えると看過できない長さです。

長期投資はリスクが大きいと言う話、インデックス投資家界隈では理論的な話が多くなりがちですが、けっこうわかりやすい身近な例があります。

さてさて、こんなことを書いたのは、日本の株価が心配だからではありません(心配だけどw)。

最近、ちょっと気になることがあるからです。

それは、新興国株式の昨今の下落に対して、

「今こそ買い時じゃないか?」

という声が(新興国オーバーウェイトが感じられる文脈で)垣間聞こえることです。逆張りの発想ですね。

ただ、こういう時、私

 新興国株式の低迷は短期で終わらないかもよ〜。

という点だけは思い出すようにしています。

株価はファンダメンタルズだけではなく、いろんな要因があります。たとえば、地政学的リスク。マネー戦争です。こんなの庶民にはわかりません。

日本の失われた20年は、プラザ合意による長期停滞説が言われていますよね。おごれるもの久しからず。成長していい気になった国は、長期に沈んでしまうことがあるというのも教訓です。今の原油安についても、背景にそういった面があることを指摘されているみたいですし。

やはり、新興国株式にせよ、先進国株式にせよ、比率が減ったら、リバランスで買い増し。これが庶民にできる基本ですべてですね。

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