続・日本の夜明け 投資市場に新たに期待したいこと
昨年は、画期的な年でした。とうとう信託報酬0.2%台の先進国株式インデックスファンドが登場したのです。
10年前、ファンドの信託報酬が高い日本はダメだ、バンガードに上陸して欲しい、という想いから、「日本の夜明け」なるエントリーを書いていた私ですが、そのバンガードは日本ではあくまで間接販売にとどまり、代わりに10年経って我らが日本の運用会社が英断に踏み切るという時代が到来しました。
当初の願いとは違いますが、信託報酬が下がり、ある達成感を得た2016年の私です。
が、しかし、まだ、他力本願な野望があります。(けっこう欲張り)
それは、
世界一体化24hマーケットの実現
です。
日本と米国とできれば欧州の市場が完全に一体化し、ADR(日本で言えばJDR)みたいなシステムではなく、どの国で上場しても自動的にどの国でも24時間いつでも取引できるようになるという夢です。
たとえば、
- 海外の良い商品が東証で買えるようになる。
- 日本の市場に上場している海外株式系ETFの取引が活発化(裁定が働きやすくなる)し、基準価額との乖離も小さくなる
- 海外で金融商品を販売する時にかかる高い初期費用(労力)の圧縮
などが期待できます。
信託報酬が安くなったと言っても、一部のインデックスファンドだけです。アクティブファンドはまだまだ高い。
コストを下げるには、市場を大きくするしかない。
インデックスファンドの信託報酬が安くなった今。次は、この夢がかなうその日までブログを続けたい、と誓う私でした。
以上、新春初夢企画「NightWalker未来を勝手に語る」のコーナーでした。
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