三井住友アセット「始めよう資産運用」に見られる変化の兆候
水瀬さんの記事です。
読んでたら三井住友アセットさんのファンになりました。
というわけで、さっそく三井住友アセットさんのサイトをあらためて見ていたのですが、
これが、なかなか、興味深いです。
ここに「長期投資」という手法」というコンテンツがあります。
それが保有期間が長くなるにつれて、値動きのふれ幅は小さくなる傾向にあります。つまり、長期に保有することによって、リスクが抑えられているということです。 ただしあくまでも1年当たりの平均のふれ幅が小さくなるということであって、累積の価格変動のふれ幅は1年間の場合よりも大きくなる点には注意が必要です。
太字にしたところは、売り手側のサイトとしては、これまであまりみかけなかった説明ではないでしょうか?長期だから無条件に安心と言わんばかりの表現ではありません。
ニッポンの庶民向け金融リテラシー、ただいま進化中、ということを確認できました。
もう一歩進んで、長期投資は累積の価格変動の振れ幅が大きい。だから分散投資、ことに日本債券比率、無リスク資産とのバランスが必須なのだ。というところなどへ、踏み込んでいければいいのですが、個別事情も絡むことなので、まだ個人投資家サイドの情報発信やファイナンシャルアドバイザーの助言(このサービス日本では確立されてません) が重要なところかも知れませんね。ここは役割分担すべきところなのかも。
まったくの白紙状態で投資を始める方もいらっしゃると思うのですが、そういう方が、いきなりブログ巡りをしても、「何をいってるのかな??」となりがちと思います。
基礎知識を無料でインプットするサイトとして、こういったサイトはありがたい存在です。
このような変化の背景を想像してみるに、やはり、水瀬さんがお書きになっているように、若い人たちの健全な資産形成に対する姿勢が、運用会社を動かしているのでないかと思います。当の運用会社さんにだって未来を担う若者たちがいるのですから。
「自分の未来は自分で創る」という想いがこれらの変化の原動力だとしたら、仙人の私としては感謝の気持ちでいっぱいです。
若者たちよ、ありがとう!
そんなステキな三井住友アセットさんにお願いすることがあるとしたら、
- SMAM投信直販でこそDCファンド群を販売
- 三井住友・DC外国株式インデックスファンドSを販売
この2点ですかね。
この願いがかなったら、ありがとう度は+2シグマです。
三井住友アセットさんの今後の活躍に期待です。
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