リタイヤの資金計画はどういう順番で考えるべきか?
アーリーリタイヤを検討している人のブログなどをみていてちょっとだけ気になることがあります。
アーリーリタイヤするためには、当たり前ですが、お金が必要です。
その資金計画で、たまに、
公的年金の計画がない人
がいます。
想像するに「公的年金制度は当てにしない」、あるいは、あまりに若くリタイヤするとか、正社員でないため厚生年金がなく「当てにできない」、あるいは、「記事に書くのがめんどくさい」からと思われますが、やっぱり公的年金は重要です。
私の場合、セミリタイヤを決断するに当たって、次の優先順位で資金の見通しを立てました。
(1)公的年金(もちろん夫婦合わせて)
(2)企業年金、確定拠出年金
(3)退職金
(4)金融資産
(5)収入の手段(家族としての収入はゼロになるわけではない)
(6)資産運用
(7)不動産(自宅です)
(8)相続
年金の優先順位は高いです。そして、資産運用の優先順位は低いです(^^;)。
やっぱり、「年金もらえるまで踏ん張れれば良い」という考え方はありました。
そして、今は、(1)はもちろん、場合によっては(2)も支給額をシミュレーションすることが可能です。便利な世の中です。(若いうちは精度が低いですけど、しないよりまし)
圧倒的な資産がある場合は良いのですが、そうじゃない場合は、公的年金は重要なんですよ〜(実感)。
アーリーリタイヤする気のない人もある人もぜひ一度は計算してみてはいかがでしょうか。
え、もうしてるって?失礼しました〜。
私見ですが、政府は「ありとあらゆる手」を打って公的年金制度を存続させようとすると思ってます。まあ、あたりまえ。
コメント
年金は死ぬまでもらえるので、
その安心感は大きいです。
夫65歳、私62歳、通帳で年金の入金を見ると光ってみえるようです。
確かにあまりに若いと年金額の推測の精度は落ちますが、それでも予測して足りない分を補完できるように蓄財するのは大事だと思う。
私的には、娘たちを確定拠出年金に加入させるのが、今年の目標の一つです。
投稿: | 2016年1月12日 (火) 20時36分
?様
コメントありがとうございます。
>光ってみえる
終身年金は、安心感もそうですし、月20万とすると30年間で7200万円に相当します。大きいです。
?さんの健康で楽しいリタイヤ生活を祈念しております。
確定拠出年金は、お嬢さんが必要性を理解することが重要ですよね。
投稿: NightWalker | 2016年1月12日 (火) 21時15分