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2016年1月18日 (月)

いっぱい増えたSMTとeMAXISシリーズを見てみる

eMAXISシリーズに新ファンド追加です。

kenzさんのエントリーもご紹介しておきます。

いっぱい増えましたね〜。どうなっちゃったか、SMTシリーズとの比較で見てみます。

資 産
クラス
種 別 SMT eMAXIS
株 式 日本 日経225
TOPIX
日経400
その他   ※1
外国 先進国
米国
新興国
アジア  
全世界  
債 券 日本 日本
物価連動  
外国 先進国
先進国(ヘッジ有り)  
新興国
新興国(ヘッジ有り)  
REIT 日本 日本
外国 先進国
米国 ○new!
欧州   ○new!
豪州   ○new!
新興国
コモディティ  
バランス ※2 ※3

※1 eMAXIS JAPAN クオリティ150インデックス
※2 SMT インデックスバランス・オープン
※3 eMAXIS 債券バランス(2資産均等型)
 eMAXIS バランス(4資産均等型)
 eMAXIS バランス(8資産均等型)
 eMAXIS バランス(波乗り型)

・・・・

 いっぱいありますね・・・・

とぼとぼ・・って感じになりました(感じ方には個人差があります)

インデックス投資のひとつの傾向として、シンプルな投資スタイルというのがありますが、これだけあると迷ってしまいます。

営業的には、商品を多品種に展開し、販路もたくさん持つことで、「より多くのみなさまのニーズにお応えする」という説明となるのかな?

先日のFOY2015の結果を見ると、そのニーズは、以下の3つに集約されているようにも見えます。

  • 外国株式クラス 超ローコストに世界分散できるファンド
  • 日本株式クラス 運用者の顔が見える、あるいはスマートベータのように投資運用ルールがはっきりしていて、ある種の合理性を持っているファンド
  • これ一本で大丈夫と言えるようなバランスファンド

1番目は、SMTやeMAXISはまさにこのセグメントを攻める商品でしたが、後続商品に肝心のコストで圧倒的に負けました。多チャンネル展開があだになっていることが危惧されます。(ニッセイさんのfoyご挨拶は「値下げはそう簡単にはできまい」と言いたげに私には聞こえました。)

こういったニーズ、SMTやeMAXISシリーズは、どう応えていくのか、応えないのか、気になるところではあります。

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