2016/1末のポートフォリオ と マイナス金利になったけどどうしよう
2016/1末のポートフォリオです。今回はあれこれ書いてます。
月末の「マイナス金利」が効きましたね。年初急落後の状態くらい(こちらの記事参照)には戻ってました。
今月は、リバランスの月だったのですが、パスしました。
実は、この状態で、日本株のみオーバーウェイトなのですが、リスク資産を売るという判断をしたくないためです。
やるとするなら、今回の場合、ノーセルで待機資金を日本債券クラスに入れるかたちなんですけど、私の資産のどっちの器に入っているかだけの違いなので、あまり意味はなく、喧噪の中、意味のないオペレーションをするのは止めました。
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マイナス金利は、賛否両論です。どっちかというと、懐疑的意見が多いのかなあ。(個人的には、「よくぞ踏み切った」と思ってます。)
まあ、世の中、何が災いして、何が幸いするかわかりませんしね。(→インデックス投資家的思考パターン)
日銀さんの説明(こちら)では、民間の銀行が融資などに回さず日銀に預けてる預金(下図ピンク色のところ)のマイナス金利ということですから、当面は一般市民には関係がありません。
※↑日銀の説明から引用
さて、日銀が出した、アバウトに言えば、銀行や企業に「お金使ってくれないかなー」というメッセージについて、当の銀行や企業、政治家や評論家のみなさんが、何をすべきかについては、それぞれ考えていただくとしまして、当ブログとしての関心は、
個人投資家にとってのマイナス金利対策は何なのか?
と言う点にあります。
でも、考えるまでもなく、それは、
世界分散されたローコストのインデックスファンド(あるいは株式)をコツコツ買ってストロングホールド。
ってことじゃないでしょうか?
だって、結局はインフレ指向なんですから。
これまでと一緒です。
つまり、私が思うに、インデックス投資家をはじめとする長期投資家のみなさんは、既に対策済みなのです。今の段階であわてる必要はないですよね。
追伸
マイナス金利対策は、 マイナス金利対策と称して高リスク高コスト商品を高齢者に売ること(名付けて「3高販売」)ではありませんので、念のため。
(やめて下さいね、ホント。)
コメント
個人向け国債10年は今後マイナス金利の影響はないのでしょうか?
額面金額は保証されているでしょうが・・
投稿: 投資ばば | 2016年2月 1日 (月) 10時31分
投資ばば 様
コメントありがとうございます。
今後、個人向け国債がどうなるかは予測できませんが、今の通りであれば、適用利率の下限が歯止めになると思いますよ。
投稿: NightWalker | 2016年2月 1日 (月) 17時21分