ローコストファンドが出揃ったけど さてどうしよう
第2世代ローコストファンドが出現して、うれしい悩みが増えました。代表的な悩みについて私なりの考えを書いてみます。
「ファンドを買い換えるとき」というエントリーを書いたのが、今年2月。そこから、一気に投資環境が進展しましたね。ここで、
私個人としては、買い換えるとしたら、0.2%台のファンドが出たときですかねー。
なんて、悠長に書いてますが、びっくりポン。ホントに出ました。
さて、そんな中、いろんな悩みを想定して、回答風に書いてみますね。
【悩み1】どのクラスを変えるべきか?
先進国株式クラス と 日本債券クラス
日本株についてはETFが良いと私は思います。新興国株式、その他のクラスは、お好みで。
【悩み2】どのファンドが良いか?
先進国株式クラス
- たわらノーロード 先進国株式(信託報酬 0.225%(税抜)
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド 信託報酬 0.24%(税抜)
→実質コストについては、まだはっきりと比較できませんが、私は心配していません。
日本債券クラス
ニッセイ、たわら、三井住友、どれでも可。
【悩み3】いつ変えるべきか?
今です。
しかし、長い投資生活、1〜2ヶ月は、あせらなくても大丈夫、です。
【悩み4】証券会社は変えるべきか?
今使っているネット証券でよい、です。
わいわいと騒いでいるうちにどこでも買えるようになってきました。
ただし、楽天証券は、ローコストファンドであってもポイントが、0.048%付きます。
もし、すでに楽天証券に口座を持っているのなら、この恩恵を享受しない手はありません。ただ、これも、将来、他社含めたポイントプログラムの変更があれば、一時的なものになるかもしれません。
【悩み5】既に持っている第1世代ローコストファンド(SMT、eMAXIS)を買い換えるべきか?
今は買い換えないです。
買い換えコスト(主として税コスト)で多くの場合、不利と思われます。
ただしもしも株価が下がって利益が少なくなったら、一転、買い換えです。
SMT、eMAXISの値下げの可能性は、こちらのエントリーで取り上げたように、販路を広げる戦略がネックとなって営業的に厳しいと思われます。でも、先人の栄誉をたたえ巻き返しをお待ちしましょう。
資産額がまだ小さい場合は、多少のコストは目をつぶり思い切って新ファンドに整理してしまうと言う考え方も「あり」だと思います。その場合は、ファンドだけではなく口座もポイントの付く楽天証券がいいかもしれません。私が、もし積み立て始めたばかりの頃だったらそうしてます。
でも、そんな調子で取引口座を増やしていくと、あなたも「私の愛した金融口座シリーズ」を書くことができるようになってしまいます(笑)。環境は一定ではないのです。
以上、ご参考になりましたでしょうか?
上記はあくまでも私個人の見解です。
おきまりですが、 投資は、自己責任でお願い申し上げます。
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