バランスファンドを使えばリバランスしなくていい・・・わけでもない
バランスファンドや全世界分散型ファンドを使うことで、リバランスがなくなり税の繰り延べ効果があると考える意見があります。
ですが、私はその考えを採用できずにいます。
リバランスにおいて、私が最も重要と考えるのは、
「無リスク資産/リスク資産間のリバランス」
です。
無リスク資産とリスク資産との間は、継続的に相関が低いことが期待されます。
ここは、最大の押さえどころで、私は、ポートフォリオに無リスク資産を組み込んでいます。
私もウェルズリーインカムファンドというバランスファンドをしぶとく持ってはいるのですが、リスク資産側に配分しているので、結局、どこかで無リスク資産との間でリバランスをすることになり、影響を受けちゃうんですね。
でも、私にとってはもはや妄想ですが、適正なリスクを持つバランスファンドだけを買って、ストロング・バイ・アンド・ホールドする、という方法、たとえば、
- 無リスク資産は、かなり余裕を持った生活防衛資金として完全に分離。
- ポートフォリオは、とあるバランスファンド、これ一本。
という運用をするのであれば、リバランスコストはゼロなので税の繰り延べ効果が維持できます。(途中で取り崩せば、かかりますがそれは仕方がないと言うことで)
バランスファンドは、個人的にはコストと資産配分がネックでしたが、それも少しずつクリアされるかもしれませんね。
あ、でも、私の妻は、ある意味、そういう戦略でした。無リスク資産は、私が用意してるかっこうなので(笑)。セゾン・バンガード・オンリーのストロング・バイ・アンド・ホールド。一生リバランス無し。あとはコストだなあ(^^;)。
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