スマートベータで飛び交う言葉のお勉強
投資をしていると、「有効フロンティア」とか「マーケット・ポートフォリオ」とか「資本市場線」最近では「最小分散(最小シグマ)」などの難しい言葉が出てきます。証券会社のサイトをみていても、なにやら「むずかしげ」です。
一度、勉強してみたいなあ、とお思いの方もいらっしゃると思いますので、私がその昔勉強した本を一冊ご紹介しておきます。
こちら↓
冒頭のような言葉をネットで調べていると、定性的な説明であったり、極端に難しい数式が並んでいたりして「実感できないなあ」「帯に短したすきに長しだなあ」とお感じになることがありませんか?
この本はそんなあなたにオススメの
- Excelを使って証券投資の理論を実感してみよう!
という一冊なのです。
「第二章、証券投資に関する理論」の中の、特にP89-103あたりがオススメです。書店や図書館にあったらこの辺をまずはぺらぺらっと見て下さい。
もちろんExcelをお持ちでない方も、本書の至る所にあるExcelが出力したグラフを見て実感することができます。名著です。
そして、10年近くぶりに、この本を引っ張り出してみて、
- すっかり忘れている自分
を発見しました(^^;)。あれほど読んでたのに〜。「初心忘るべからず」ということで、復習中です。
去年あたりから「これからスマートベータが本格的に流行していくのではないか」というのか「流行って欲しいと願う金融業界」というのか、そういう気配が感じられます。 そんな中、たとえば
「「最小分散」の方が一般的な「マーケットポートフォリオ」よりも実証では良いみたいですよ!」
というような説明が出てきたりしますが、
- さっぱりわからない。
- わからないものには投資すべきではない。
- やめよう(→イマココ)。
というある意味きわめて健全な状況にある方も多いと思います。とても健全です。
ですが、こういった商品が話題を集めていることをきっかけに、一度は基礎なるものを勉強してみるのもおもしろいのではないでしょうか?
必ず儲かる戦略は存在しませんが、儲かりそうだと思わないと勉強に身が入らないものです。
コメント
こんにちは。
なつかしいフレーズが並んでおりますね。
私の学生時代の専攻でした。
ちなみに、テキストは以下。
↓↓↓
http://www.amazon.co.jp/%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E8%B2%A1%E5%8B%99%E7%90%86%E8%AB%96-%E6%A6%8A%E5%8E%9F-%E8%8C%82%E6%A8%B9/dp/4805105372/ref=sr_1_18?s=books&ie=UTF8&qid=1447682438&sr=1-18
あくまでも、アメリカがモデルだと習いました。
それに、前提条件があったはず。
無条件に成り立つものではなかったはずです。
投稿: スイス鉄道のように | 2015年11月16日 (月) 23時03分
スイス鉄道のように様
コメントありがとうございました。
ご専攻だったのですね!おみそれいたしましたm(__)m。
>前提条件があったはず。
もしも市場が効率的であったなら・・・というやつでしょうか?
投稿: NightWalker | 2015年11月16日 (月) 23時12分