国内株式 アクティブファンドの勝率
モーニングスターさんに、非常に良い記事がありました。全投資家必読。
パッシブに対するアクティブの勝率を気合いを入れて調べちゃった結果。
という内容です。
いわゆるアクティブファンドの勝率計算ですが、米国のモーニングスターさんの新たな分析手法とのことで、
- 生き残りバイアスを排除するため、償還済みファンドの数もちゃんと数に入れる
- パッシブファンドにもコストがかかっているので、パッシブファンドの平均リターンと勝負
という、なかなか、納得感のある数字になってます。
で、この分析を日本株式のファンドでやってみた結果。
- アクティブファンドは、全般的にパッシブファンドに負けている。
- さらにハイコストファンドは、ローコストファンドより負けが大きい。
という、わかりやす〜い結果が出てます。(ちなみに、この分析の低コストの定義は、低コスト上位25%のアクティブファンドだそうです。)
ただ、アクティブファンドが全然ダメかというと、
- ローコストの10年リターンでは、アクティブファンドの勝率が62%!
なんと、ローコストの長寿ファンドは、強いのです。
アクティブファンドのマネージャさん!投資家さん!!
やっぱりアクティブファンドにおいても
- 「継続とローコストが力なり」
です。
株式投資の王道ですねー。
今のような軟調相場が続くと、くじけがちですが、やはり基本はゴーイング・コンサーン、継続する企業を見抜くことが重要です。
企業のサバイバルゲームの行方はわかりませんが、全滅はしない。昨日の勝ち組が明日の勝ち組とは限らない。でも、明日は別の勝者が現れるので大丈夫。それこそが資本主義。
で、そんな企業やそんなファンドを見抜くのは、私にはムリっぽいので、私は全世界株式会社にベッドしてます。
まさか、あんな会社が、という話は絶えませんし(^^;)。
--------------------
それにしても、チャイナショックの次が、ワーゲンショックとは思いませんでしたねー(^^;)。
« 投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2015 サイトオープン! | トップページ | 三井住友・DC全海外株式インデックスF と eMAXIS全世界株式インデックス 年次リターンの比較 »
コメント