○○○○万円もあったのに老後破産
最近、こんなキャッチをよく見かけます。
- ○○○○万円もあったのに老後破産(老後貧乏、老後破綻)
この言葉ですが、私としては、、、
- 大きな違和感
を持っています。
不快に感じる理由は、このキャッチ、往々にして、怪しげな投資方法への勧誘だったりするからです。
金額以前に、身の丈に合った適正な消費をすることが重要なのですね。
必要以上に不安を煽る商法には、要注意です。(もちろん老後であっても投資は重要ですが、適正なリスク抑制がポイントです。)
基本は、節度ある生活をしていれば、
- 「○○○○万円もあるから大丈夫」
なのです。
そう考えないと不安過ぎて、人生も楽しくありません。
地道でオーソドックスな資産形成で良いのだと思います。
必要な金額は、インフレなどの経済環境、家庭環境で大きく変わりますので、いくつかシミュレーションをしておく必要があります。ただ、みなさま、よくご存じの通り、未来の人生の予想は、株価の予想並みに困難です。
そういう意味でも、地道でオーソドックスな資産形成(たとえば、収入の1割〜2割の蓄財)で貯まっただけで生きていくという考え方で良いのではないかと思うのです。
確定拠出年金制度は、地道な老後資産形成のための数少ない制度の一つなので、利用できる人はぜひ利用すべきですね。
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