平均で考えて良いケースと良くないケース
世の中、平均と言う言葉は良く出てきますが、平均で考えて良い場合とあんまり良くないのではないだろうかと思う場合の二つがあります。
良い場合は、たとえば、
- インデックス投資
です。(さすがインデックス投資ブログ(^^;))
一方、あんまりよろしくないと私が思っているケースは、
- 平均寿命(平均余命)
人間は何歳まで生きるかわかりません。それ以外にも、
- 平均年収
- (老後の)平均支出
- 平均貯蓄
・・・・・・・・・・・・などなどなど。
これらの数値は、ライフプランのモデルケースとしてよく使われることもありますし、それはそれで良いのですが、時に必要以上の危機感を煽るような記事や、特に金融商品を売りたい人や、そういったみなさまがスポンサーのメディアの発信だったりする場合は要注意です。
- 人間の豊かさや生活は平均では語れない
のです。
これは、ファイナンシャルアドバイザーやプランナーの仕事にも言えます。
もし、一般論で語れるなら、こういった仕事の活躍の場は狭くなります。
「ひとそれぞれ」の部分(往々にして、平均より小さい場合)をどうポジティブに語り、どう豊かなものとできるか、これをクリエイティブに提案できるかどうかが、アドバーザーやプランナーの役割であり、そして、他ならぬ我々自身に必要なことなのです。
平均指向(と言うかそのもの)のインデックス投資はそのための手段の一つなのですね。
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