ROE投信
日経さんの記事です。
個人向け金融商品の代表である投資信託で、企業の資本効率に着目して株式で運用するファンドが相次いでいる。資本を使ってどれだけ利益を稼いだかを示す指標である自己資本利益率(ROE)を、運用する株式銘柄を選ぶ基準にする。野村アセットマネジメントが運用を始めた投信のように、1000億円を超える資金を集めるファンドも出ている。
なるほど、最近はそんなのが流行ってたんですね−。
さて、そのROE投信ですが、、、、
記事で紹介のあった、野村アセットさん 日本企業価値向上ファンドの場合、
- 信託報酬1.35%(税込み)
となっております。
普通の日本株ETFの10倍です。と言うか、まあ、普通の日本の投信コストです。(笑)
いかがでしょうか!?
安いところでは、JPX日経インデックス400に連動する「NEXT FUNDS JPX日経インデックス400連動型上場投信」というETF(5000億以下で0.216%(税込み))もありますが、TOPIXとそれほど大きなパフォーマンス差はないようです。
てなわけで、私はあんまり食指が動かないのですが、記事の中にある
金融庁と東京証券取引所は「企業統治指針」をつくって資本効率の向上を促している。
と言う、企業が収益性を高めるという方向性には賛成です。
企業が儲かっての投資家です。
ただ、たいして収益性の高い商品がないのに短期間でROEが高くなった企業の場合、いわゆるリストラで自己資本を減らしただけで実力が伴わず、長続きしないケースもありそうです。
ROE向上も気長に取り組んで欲しいなと思う今日この頃であります。
それにしても、「XXX投信が最近流行中!」的な記事が出だすとそろそろかな、と言う気もしてしまいますね・・・・・
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いやいやいや、相場の行方は、凡人には遠く及ばないところですので(^^;)、そんなことは考えず、自己のポートフォリオのリスク監視に徹しましょう。
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