資産配分を考える上で押さえておきたいポイント
私もインデックス投資をあーでもないこーでもないと考えていた10年くらい前は、アセットアロケーションのリスクリターンを計算してみたり、自分で標準偏差を計算してみたり、あんなことやそんなことをしてみたりしてましたが、あるところから、かなりシンプルの解に落ちていきました。
そのポイントは、次の二つです。
- リスク資産と非リスク資産の配分が最重要。
- 配分の比率を(あまり)変えないことがリスク制御の観点で重要。
ポートフォリオ全体としてのリスクは、リスク資産の割合が支配的になるので、そこを注視しており、リスク資産の中身の比率には、実はあまりこだわってません。だいたい同じくらいずつに配分しとけばいいか、ぐらいです。
いろいろ計算していると分散さえしていればどう混ぜても合成したリスクがだいたい似たような値になるということがわかってきたからでもあります。また、そのリスク計算の前提となる基礎数値は過去のものであり、それを使って未来を予測するのはナンセンスでもあります。
このため、月に一度、このブログでご紹介しているポートフォリオも、
- 日本株
- 外国株
- その他(代替投資)
- キャッシュ含む日本債券
に整理され、リスク資産と非リスク資産の配分もカウチポテト化(1:1)するに至りました。
もう少しすると、日本株と外国株も一緒にしちゃうかもしれません。
とにかくシンプル。その代わり長続き。
これが、私の投資スタイルなんです。
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