モーニングスター『ファンド オブ ザ イヤー 2014』を見てつらつら考える。
ちょっと前になりますが、モーニングスターさんの『ファンド オブ ザ イヤー 2014』が発表になっています。(こちら)
- 国内株式型 部門 スパークス・新・国際優良日本株ファンド『愛称:厳選投資』
- 国際株式型 部門 三井住友・アジア・オセアニア好配当株式オープン『愛称:椰子の実』
- 債券型 部門 高金利先進国債券オープン(毎月分配型)『愛称:月桂樹』
- 高利回り債券型 部門野村 インド債券ファンド(毎月分配型)
- 国内REIT型 部門 三菱UFJ Jリートオープン(3ヵ月決算型)
- 国際REIT型 部門フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし)
- バランス型 部門タフ・アメリカ(為替ヘッジなし 毎月決算型)
- フレキシブル・アロケーション型 部門グローバル・アロケーション・オープンBコース(年4回決算・為替ヘッジなし)
となっております。
日頃、ここに上がっているようなファンドを当ブログで扱うことはありません。
信託報酬が高そうだからです(笑)。
しかし、投資方針は参考になります。
たとえば、スパークス・新・国際優良日本株ファンド『愛称:厳選投資』は、こちらを見ると
主要投資対象は、国内の株式。高い技術力やブランド力があり、今後グローバルでの活躍が期待できる日本企業に投資する。ベンチマークは設けず、20銘柄程度に厳選投資を行い、投資信託財産の中長期的な成長を目標に積極的な運用を行う。原則として短期的な売買は行わず長期保有することを基本とする。3月決算。
とあります。
グローバルに活躍する企業って言う視点はいいですねー。20銘柄というのもわかりやすくていい。分配金もやたらとは出していないようで好感が持てます。
そして、「原則として短期的な売買は行わず長期保有することを基本とする。」っていうのがいいですね!
しかし、注意しないといけないことがあります。
- 設定日:2008-03-28 償還日:2018-03-27
そう、長期なのに、2018年、東京五輪を待たずして、このファンドは終わってしまうのです。
長期投資の最も重要なポイントに、ゴーイングコンサーンがあります。
投資先には、永続してもらわないと困るのです。
個別株式投資には、いつも、この問題がついて回りますし、優秀なファンドマネージャだって活躍期間の限界があります。
この点、インデックスファンドは、含まれている企業が倒産しようが、ファンドマネージャが替わろうが何も変わりません。
ここが、低コストと並んで、インデックス投資のいいところなのですね。
なお、これら最優秀ファンドたちのコストは、、、、
とやかく申し上げることは、もはやありません。
気になる方は、ぜひご自身でご確認下さい。
コメント