経済の変化
冒頭の記事のような、人件費の相対差によって成立していた産業構造の変化もですが、
- 労働構造の変化(3Dプリンタ、IoT、車の自動運転などの技術革命は労働生産性に大きな影響を与える)
- エネルギー需給構造の変化(原油一辺倒から多様化へ)
などなど気になったりすることもあります。
これらは、国家間の対立などの政治的要因に起因していそうなもの多いですが、本ブログの守備範囲である投資分野にもいろいろ影響のありそうなことがらです。
なにしろ、本ブログのテーマは長期投資なので、短期的な課題はいいのですが、長期的な変化は重要です。
こういう変化点を迎えているとき、投資において、すごく重要なポイントは何か。
そうです。
分散
です。
1989〜1990年のバブル崩壊以降、日本の一人負け状態が長らく続いたおかげで学ぶことができた重要な考え方が、分散投資の重要性でした。
どの国の市場やどの資産クラスが伸びるのか?、新しいイノベーションを起こす新興企業はどこか?
私には、わかりません。
わかった場合の良い方法は、集中投資です。そして、最も良い方法は、自分で会社を作って成功することです・・・・・・が、
私にはできそうもないなー(^^;)
しかし、資本主義が上手く作用すれば、全部負けるというわけではなく、どこかが勝ち、どこかが負ける状態は続くはずです。分散投資は、そんな私にもできる時代の変化に自動追従する投資方法なんですね。
そのときそのときでは平均点しか取れませんけど、長い時間の中で生き延びることが重要なのです。
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