海外での収益
最近、貿易収支の悪化がよく取り沙汰されています。
国全体のキャッシュフローである経常収支の推移を見てみることにしました。
ひさびさにグラフです。
出典はこちら。財務省のサイトです.
急激に貿易収支が悪化していますね。
戦後の高度成長を支えた従来の加工貿易型経済の構造的限界が来ているとよく解説されています。原材料費の高騰など円安はネガティブ要因にもなり得るのです。
しかし、明るい材料もあります。
- 企業(他)は海外で稼いでいます!
海外での稼ぎを意味する所得収支はしっかり伸びているのです。
これは、私のポートフォリオにも言えることですが、やはり、これからは、いや、すでに!
- 世界で稼がなきゃダメ
なのでしょうね。
というわけで、私のリスク資産も半分以上が海外資産になっています。
海外で稼ぐ日本の企業に投資すればいいという考え方もありますが、素直に海外資産に投資しよう、というのが私の基本的な考え方です。
逆に、これからグローバル化を進める国内企業もあるでしょう。
その分、日本はまだ伸びしろがある! とも(バイアスはかかっていますが)考えていますので、日本株の資産もアグレッシブな海外派の方に比べれば多い方です。
個人的には、日本のグローバルシフトは国内労働人口の減少の予兆が見え始めた2000年頃から顕著になったと考えています。
これからグローバルというのはひょっとすると遅いのかもしれません。
しかし、始めないと何も始まりません(^^)。
コメント