リスク許容度とは何なのか
投資の際には、よくこんな表現がされています。
- ご自身のリスク許容度をよくお考えの上。。。。
わたしもよくやります。。。。
ところで、リスク許容度ってどうやって測るのでしょうか?
私も長年考えてきました。いろいろ考えてきたのですが、
結局、わからなかった。。。。
という状態に至っております(^^;)
実体験でどの程度びっくりしてしまうか?という体当たり式もありますが、体当たりしたときの生活状況にもよる訳で、ほんとにそこが自分の許容度なのかはわからないわけです。
いつなくなっても、いいお金、という考え方もありますが、老後の資産形成である長期投資で、いつなくなっていいお金はありません。少なくとも私にはありません(^^;)。
で、ずーーーーーっと、考えた末に行き着いたのが
というわけなのです。
- (生活回転資金を除く)全財産で管理する
- リスク資産は50%(カウチポテト)
リスク許容度って難しいですね。
コメント
私は最近この点につき一つ気づきがありました。それは最適なリスク許容度は他人はもちろん投資家本人にも実はよくはわからないのではないかということです。従って、ポートフォリオにおけるリスク資産の割合または金額について、特定の割合、金額にこだわってみても、その根拠が薄弱である以上、あまり意味がないのではないかということです。
このことは状況によってリスク資産を増やしたり減らしたりするマーケットタイミング戦略の容認にもつながります。
「取りたいリスクを取りたい時に取りたいだけ取る」
一見禅問答めいていますが、これが今のところの暫定的な結論です。
投稿: dell | 2014年1月27日 (月) 23時26分
dell様
コメントありがとうございます。
>あまり意味がない
私は、マーケットタイミングを機械的に制御しようとするリバランスには意味があると考えています。このため、ある一定の割合でコントロールする手法を否定しているわけではないのです。
金額は意味がないというか決め手に欠きますよね。
>禅問答
投資とは、まさにそれですね。
投稿: Nightwalker | 2014年1月27日 (月) 23時40分
ご無沙汰しております。
私見ではありますが、リスク許容度はその時の個人の状況(独身か妻帯者か、子供の有無・今後の教育費用等)で変化するものと考えています。
「体当たりしたときの生活状況にもよる訳で」が正に、その時々に取れる=認識するリスク量と思います。リスク許容度は個人ごと、またライフステージの状況により変化すると考えています(何か教科書的でおもしろくないけど)。
個人的には、生活資金+安全資金以外は全て運用資産(MRF等の待機資金も含めて)と考えており、最悪期は待機資金除きでマイナス50%までをリスク許容度にしてます。まあ、安い時期にしか仕込まないので、これまででも(クレジットクランチやリーマンショックの時)MAXマイナス30%台以上になったことはありませんが(その時は、待機資金がかなり無くなって少しドキドキしましたが)。以上、私見を述べさせていただきました。もし、50%を超過した場合は、一部をロスカットして50%以内に調整すると思います。
投稿: taka | 2014年1月28日 (火) 22時32分
了解です。
ただ私自身は、心理的なものも含めて、自分自身にあったリスクテークの仕方というのを最近は考えるようになりました。
私見を書き過ぎて少々暴走したかもしれません。
投稿: dell | 2014年1月28日 (火) 22時38分
taka様
コメントありがとうございます。
ご自身のリスク感をお持ちで自己制御できるというのはすばらしいです!
dell様
やはり、自分流というのは大事ですね。
投稿: NightWalker | 2014年1月28日 (火) 23時13分
個人的には、投資=自己マネージメントと思っています。リスク許容度しかり、マネーマネジメントしかり、過度なトレードの抑制等々。チャート等のテクニカルスキルを磨くより、心理面を含めたマネジメントが投資の肝と感じてます。
1990年代後半から今日まで投資し続けて一番感じることです。これができてないと、残念ながらマーケットから退出しているようです。株価が下がると、投資ブログが減少したり更新がストップすることが証明してます。
投稿: taka | 2014年1月29日 (水) 19時48分
taka様
コメントありがとうございます。
>株価が下がると、投資ブログが減少したり更新がストップする
たしかにそういう傾向はありますね。
ちなみに私のブログの更新が止まるのは、仕事または遊びが忙しいときです(笑)。
投稿: NightWalker | 2014年2月 1日 (土) 00時25分