待機資金について考えてみる
投資のコツとして、待機資金を持っておけと言うような助言を見かけます。
投資資金とは別にいざというとき(例えば、相場が急落して、買いたいとき)のために別管理でキャッシュを持っておくという考え方です。
なかなか、いい考え方ですが、当ブログとしては、
- 待機資金はポートフォリオに組み込んでおけ
という立場です。
別管理する必要はありません。
- キャッシュポジションが全体のどのくらいの割合か?
- 全運用資産がどのくらいのリスクを持っているのか?
きちんと把握しておくべきではないかと考えています。
この考え方を突き詰めていった結果、カウチポテトポートフォリオに至ったわけです。
一見、リスクをいっぱい取っているかに見える人でも、全体で見たらそうでもなかったりする、ということもあるかもしれませんね。
コメント
ブロ主さんの「待機資金もポジションに組み込んでおく」に一票。内外株式インデックスと国債等に積み立て、状況に応じてリバランスを行うのだからキャッシュで待機資金を置いておく必要性が感じられない。運用は時間も味方に(上手くいくかは別にして)と考えてますし、何時が買いのチャンスだなんてことは私には判りませんので。また、藤巻健史氏の言う円安、株安、債権安のような絶望的状況(本当にこんなことが起こるのか疑問ですが)でも投資を続けるのであれば今のスタイルで十分。リバランスで対応できれば良し、出来なくてもリスクは納得の範囲でとっていますから。
投稿: obk3 | 2013年11月11日 (月) 01時16分
ポートフォリオにMRFも入れとけってことですよね。
投稿: nira | 2013年11月12日 (火) 12時31分
みなさまコメントありがとうございます。ご返信遅くなってすみません。
>obk3様
リバランスのベースにある全体としてのリスク管理が重要だと思ってます。
>nira様
はい、そういうことです。
ただし、待機資金の運用にもよりますよね。
たとえば、相当な金額を銀行口座に休眠させているような場合は、MRFだけではなく銀行預金も勘定に入れるというようなことも含まれてます。
投稿: NightWalker | 2013年11月16日 (土) 21時06分