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2013年10月 8日 (火)

危機は突然来る

インデックス投資の理論的基盤のひとつに、効率的市場仮説というのがあります。

将来に対するあらゆる情報は、瞬時に価格に反映されてしまう。ので、株価は予測できない。ランダムウォークである。

という、ずーっと仮説のままの理論です。

ずーっと仮説のままなのは、市場が効率的であるかどうかについて、いろいろな考え方があるからなのですが、私としては、「将来に対するあらゆる情報」というありそうでないものの存在がその根源だと思ってます。

「あらゆる情報」は、

  •  多くの人が知っているオープンな情報
  •  多くの人が知らない水面下に有り突然噴出する情報

のふたつで構成されており、後者が市場を非効率に見えさせる要因なんですね。

水面下の情報を知りうることのできない我々がとる道は

  • 株は裏か表か。確率は二分の一。宝くじよりはるかに高い。私にはわかる。勝負だ!
  • 株は表か裏かわからない。分散だ。リスクコントロールだ。

という二つに分かれます。

実際は両者を組み合わせるわけですけど、インデックス投資家は、いうまでもなく後者が主体なんですね。

ニュースでは、どこそこの国の債券がもうすぐ危ない、だから、市場も危ない、という予測が流れたりすることも多いですが、

本当の危機は水面下に有り、突然やってくる

ということを忘れないようにしたい今日この頃です。

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コメント

なるほど。
一理あるお考えだと思いました。

「私にはわかる。」という文の主語は何でしょうか?
株価がわかる、ということでしょうか?

投稿: AKI | 2013年10月10日 (木) 00時31分

市場が完全に効率的ではないのはいまやほぼ自明かと思われます。しかし、市場がたとえ効率的ではなくても、インデックス投資の優位性は必ずしも失われません。たとえば、水面下の情報を仮に知り得ても、それがいつ市場に織り込まれるか(あるいは永遠に織り込まれないか)を知らないとその優位性が必ずしも活かせません。その場合分散投資(インデックス投資)が相対的に優位性を持ち続けると思います。効率的市場仮説をインデックス投資の基盤と考えることには私は不賛成です。

投稿: | 2013年10月10日 (木) 23時23分

みなさまコメントありがとうございます
>AKI様
 主語は、一応「近未来の株価」です。

>?様
 インデックス投資の強みについては、別エントリーをまた起こしてみます。


投稿: Nightwalker | 2013年10月10日 (木) 23時37分

もしかして:目的語

投稿: | 2013年10月30日 (水) 22時57分

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