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2013年9月17日 (火)

その他のコストについて

ifodohさんにコメントをいただきました。

為替ヘッジありとなしで同じコストということはないはずなので、どこかにこっそりコストが乗っているということないのでしょうか?(その他費用に乗っかるとか、基準価格がそもそも低くなるとか?)

鋭いご指摘です。ありがとうございます。

ところで「その他費用」って何?と思われた方もいらっしゃると思います。

本エントリーでは、そんなみなさまのために、「その他のコスト」の復習をしてみます。

投信を買う場合のコストには、売買手数料、信託報酬、信託財産留保以外に、実は、その他の費用 というのがかかることになっています。

例えば、野村インデックスファンドの説明にもちゃんと書いてあります。

「組入有価証券等の売買の際に発生する売買委託手数料」、「ファンドに関する租税」、「監査費用」、「外国での資産の保管等に要する諸費用」等、保有する期間等に応じてご負担いただく費用があります。運用状況等により変動するため、事前に料率、上限額等を示すことができません。

目を皿のようにして説明を読むと、どんなファンドでも、この説明が必ず見つかるはずです。(見つかりましたか?)

この「その他の費用」の問題は、書いてあるとおり、

運用状況等により変動するため、事前に料率、上限額等を示すことができない

ことです。これは、決算ごとに出される運用報告書を読むことによって知ることができます。

言ってみれば出来高払いのコストなのです。

出たばかりのファンドは、いくらかかるか予想すらできません。

長期投資家としては、出たばかりのファンドを購入するのはやめた方が良いでしょう。

長いおつきあいをするに足るファンドなのかきちんと見極める必要があります。

ファンド選択の重要なファクターの一つが「その他の費用」ということになります。

以上、復習エントリーでした。

 

<余談>

為替ヘッジにはコストがかかります。「為替ヘッジコスト」でググると説明がずらずら出てきます。

為替ヘッジのために為替予約をするときに内外の金利差分のコストを支払う約束になっている

と説明されています。つまり、必ず、為替ヘッジにはコストが必要なのです。

普通は、投信のどこかにかかっているはずです。

ひょっとしたら、証券会社さんがインデックスファンドの受益者のために太っ腹で肩代わりしてくれるのかもしれませんが、今のところそんな話を聞いたことはありません。

 

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コメント

ヘッジコストはベンチマークであるヘッジ付指数がコスト分も考慮して算出されていたと記憶しています。
(全ヘッジありのファンドが同様かは確認できていません)

野村アセットのEMBI+の説明
http://indexfund.nomura-am.co.jp/glossary/index/JP-Morgan-Emerging-Market-Bond-Index-Plus.html

<引用>
「野村アセットマネジメント株式会社がヘッジコストを考慮して算出している。」

投稿: kenz | 2013年9月18日 (水) 07時51分

ざっと考えた思いつき程度のことですが・・。

為替をヘッジするという事は、我々でもある程度のことなら、FXを使えば出来ると思います。そう考えると、通貨間の金利差は必ずコスト(あるいはリターン)にならざるを得ないのではないでしょうか。プラス手数料と言うことです。

また、為替をヘッジしないほうが良いという考え方は、の根拠ですが・・。
例えば、投資時点より、円安に向かった時は、外国株式の円評価での価値は増え、一方、円が減価することによるインフレが起きるはずです。従って、ヘッジし為替変動にニュートラルにした後で円安になっていったとすると、インフレの影響だけを引き受けることになるという事があるのではないでしょうか。

投稿: おじさん | 2013年9月18日 (水) 17時39分

みなさまコメントありがとうございます。

kenz様
 なるほど、どうやら、その他コストではなく、基準価額にコミコミになっていそうですね。さすが!情報ありがとうございました。
 決算時に鉛筆をなめなくてもよさそうです。

おじさん様
 為替ヘッジコストは、FXのスワップと原理は同じです。
 また、ヘッジ有りファンドは、円安に弱く、円高に強いと言うのもセオリーですね。

投稿: Nightwalker | 2013年9月18日 (水) 22時52分

為替ヘッジにかかわるコストを内外金利差に相当する「為替ヘッジコスト」と「手数料」に分けて考えることがまず重要だと思います。ここで注意すべきは、内外金利差に相当する「為替ヘッジコスト」は、為替市場が効率的なら、為替変動で相殺される性質のものだということです。従って、ヘッジなしファンドに比べて期待リターン押し下げ要因となるのは「手数料」分だけです。それがどれくらいになるのかわからないとたしかに投資しにくいですが、昨今のFXのスプレッドなどを見るにそう高くはないのではないかと期待をこめて推測しています。逆に高かったら暴利ですね。

ちなみに、為替ヘッジしないことを勧めている本は、私の知る限りでは「ウォール街があなたに知られたくないこと」ですね。理由としては、ヘッジコストがかかることと為替ヘッジが内外株式パフォーマンスの相関性を上げてしまうことをあげています。しかし、これは趨勢として戦後はドル安傾向だったことや金融立国であるためドル高=株安の傾向が強くないこと、世界市場ポートフォリオを組む場合にアメリカ市場だけで50%前後になるため為替リスクが相対的に小さい、というアメリカ特有の事情によるところが大だと私は思います。

投稿: dell | 2013年9月18日 (水) 23時00分

kenz様
ソースを示していただきありがとうございます。腹落ちしました。

投稿: lfodh | 2013年9月19日 (木) 00時11分

KKRの見積もりはヘッジコストを年率0.1%です
KKRは「内外金利差」と「手数料」に分けて考えていると思います
なので、上の年率0.1%は「手数料」分だと推測しています
この条件だと、
債券はリターンを下げる以上にリスクが下がるので、ヘッジする
株式は割に合わないので、しない場合が多くなります

また、為替ヘッジが相関性を上げてしまうことについて
確かに、外国債券ヘッジと国内債券は相関があがります
しかし、外国債券ヘッジと国内株式は逆相関になります
(それ以外は同じ相関係数と推定しているようです)
同資産間以外も考えると、ありの方がいいかもしれませんね

KKRの年金資産運用に関する情報開示
資産運用委員会意見書の附属資料(H22.3.8)
http://www.kkr.or.jp/shikin/report220308-data.pdf
ヘッジコスト:P7の下部
リスク、相関係数:P6

投稿: 匿名 | 2013年9月24日 (火) 12時37分

匿名様
 コメントありがとうございます。
 なるほど!
 参考にさせていただきます。

投稿: Nightwalker | 2013年9月28日 (土) 23時33分

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