ワイン投資
さて、最近何かと、ブログやツイッターで騒がれるお話。ご自身のブログで、このネタが取り上げられています。
新著では、
資産金額が大きくなったら、海外不動産やワイン投資といった実物資産を組み合わせることを提案しています。
とのことです。
ワイン投資と聞くと、インデックス投資を宣伝している内藤さんとのギャップを感じている方も多いようですが、オルタナティブ投資先としては、資産配分さえ適切であれば、何を選んでもよいと思ってます。
私はこういう考え方には、ポジティブです。それが、
自己責任の醍醐味
と言うものではないでしょうか?
ただし、私はワイン投資はやりません。海外不動産は、G−REITです。これもまた、
自己責任の醍醐味
なのです。
残念ながら、ワイン農園を買い付けにいく、お金と時間とわずかばかりの勇気がありません。
どんな投資にせよ、注意したいのは、
- 絶対、損をしない○○投資
というような宣伝文句です。
インデックス積み立て投資の世界ですら、
- 絶対できる。月々5万円で一億円。
というような宣伝文句をみることがないとはいえない、今日この頃です(^^;)
いかなる投資も、ここだけは、気をつけたいですね。
コメント
>運用対象や運用方法は時代と共に変化します。自分自身の考え方や投資手法が変わっているのに、それを変えないで伝えることの方が不誠実です。
>今書いていることが永遠に変わらないのではなく、その時にベストだと思うことを正直に書いていく。
投資の専門家でなくても、人は誰でも利害関係やバイアスがあるものです。内藤さんとて同様です。
ですから、内藤さんの投資アドバイザーとしての「変遷」から垣間見える個々のそれらを責めてみても意味がないわけで――人が合理的ではないことを一般的に講学上の基礎として考察することはともかく――この点を批判することはピントが外れていて、有益ではない。
投資アドバイザーやFPといった投資専門家を評価する場合に重要なのは、彼らがどんな利害関係やバイアスがあるのかどうか、ではなく、彼らのアドバイスや言説に正統な理由があるのかどうか、ということです。
ですから、評価する側もなおさら、ご自身の立場を一旦離れて、専ら客観的に観察する目が必要なのだと思います。
そういう意味で、ブロ主様の「自己責任の醍醐味」との評価から、「投資の自由度に見合う投資家としての経済・金融リテラシーの必要性」を考えさせられました。
投稿: キセン | 2013年8月29日 (木) 05時11分
ワインは投資をしてリターンを得る金融商品じゃなくて、飲んで楽しむ嗜好品です!!
投稿: おしゃかしゃま~ | 2013年8月29日 (木) 11時28分
私は「自分がよく知らないモノには投資しない」という観点でワインも海外の実物不動産も却下ですね。
あとはシーゲル本のようなデータの蓄積と分析結果を見てからというところでしょうか。
投稿: 1もる | 2013年8月30日 (金) 00時14分
内藤さんは、私の中ではゴキゲン長期投資の某氏と並んで「カジュアルな人」としてポジショントーク派に分類されています。なのでワイン投資どころかいつかはゆかしたりしても特に驚きません(笑)
という枕はいいとして、ワイン投資…以前は一口馬主、最近は全量純米酒ファンドにも投資している私としてはそういうの嫌いじゃないです。(単に馬主気分を味わいたかったり、特典の日本酒目当てだったりの遊びですが)
とは言え件のワイン投資は出資は300万~だったり、申し込み手数料3.15%に1.75%/年の運営報酬だの20%の成功報酬にその他諸々の費用なんてのもあるようで流石にあほらしくて引っかかる気にはなれません。(笑)
投稿: TA | 2013年8月30日 (金) 00時34分
みなさまコメントありがとうございます。
> キセン様
金融リテラシーは重要ですね。
>おしゃかしゃま~様
以前、商品相場だったとき、実は、私、
とうもろこしは食べるもの
と言っていました。これは、先物取り引きで食料品が必要以上に値上がりするのはおかしい、と思っていたからです。
>1もる 様
酒造メーカーであれば私もインデックスで知らない間に投資しているはずですが、現物は確かに良くわかりません。
>TA様
手数料が高いのはいただけませんね。これは譲れません。
投稿: Nightwalker | 2013年8月31日 (土) 00時51分