マネーの公理を読み返してみる
そろそろ下落相場も一服感があるので、ご紹介。
私が気に入っているのは、第三の公理。
船が沈み始めたら、飛び込め
表現に注意してほしい。沈み始めたら、なのだ。船が半分水に浸かるまで待ってはいけない。期待したり、祈ったりしてはいけない。
どうですか?
私は、この考え方からインデックス投資家も学ぶべきだと思うのです。
飛び込む日は、いつなんでしょうか。
おそらく、今回の場合は、5/23がその日だったと思われます。
それは、後になっての結果論なのかもしれません。
飛び込む日はわからない、というのがインデックス投資家の基本的な考え方です。
でも、ちょっと待ってください。
5/23の急落の時、あなたのポートフォリオは、あなたが計画した配分比率をホントに越えてませんでしたか?
5/23の日経平均は、終値14,483.98円でした。このとき、日経平均は、1000円も急落したのに年次リターンは終値ベースで69%の上昇です。日本株のシグマをざくっと20%とすると、実に3.5シグマ弱。
これで、リバランスをしないのであれば、あなたのプランに何か問題がないかチェックした方が良い、というのが、当ブログの考え方です。
もちろん、投資にはいろんな考え方があってしかるべきで、自己責任でどのような投資方法であってもいいので正解はありません。
失敗したな、売れば良かった、と思う人もいるかもしれませんが、当ブログの考え方は、明確です。
もし配分比率が、あなたのレンジの中に今いるなら、ドルコスト継続です。今となっては失敗ではなかったのです。チャンスなのかもしれません。
とはいえ、投資は自己責任です。
自分のルールで進んでいくしかありませんね。
みなさまの長期投資が、良い航海となりますことを祈っております。
コメント
>これで、リバランスをしないのであれば、あなたのプランに何か問題がないかチェックした方が良い、というのが、当ブログの考え方です。
同感です。ただ私の場合、プランの問題ではなく私の感覚・行動が麻痺状態にあったことが問題なのです。毎度のことなのです。何とかなりませんかね?
投稿: obk3 | 2013年6月19日 (水) 08時45分
obk3 様
コメントありがとうございます。
この先相場はどうなるかわかりません。日はまた昇ります。そう言わず、そのときにぜひお考えになってはいかがでしょうか?えらそーですみませんm(__)m
投稿: NightWalker | 2013年6月20日 (木) 00時02分
もう直ぐ期間限定ブログ、第二部が終了予定ですが、そこの6/8、「直近のオペレーション?ベッキーと上手く付き合おう(2)」でJ-REITと日本株のベキ分布について考察しました(↓)。
http://0123dangerousguyback.seesaa.net
スーパーベッキーですよ、両方共に!-2σ~+2σの正規分布ならリバランスでしょうが、米国債長期ゼロクーポン債といい、J-REITといい、随所でベッキーが発生してます。ここまで来ると、もうTAA発動でガッツリ、比率を変えるのも一考かと・・・。
投稿: Werder Bremen | 2013年6月22日 (土) 01時39分
Werder Bremen様
>もうTAA発動
その考え方はありますね。
私は、借金返済で実体面でそういうシフトをしたかっこうになっています。
投稿: NightWalker | 2013年6月22日 (土) 21時19分