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2013年5月11日 (土)

日本債券クラスはだいじょうぶか?

 黒田バズーカ、黒田タイフーンなのかはわかりませんが、長期金利が乱高下していると騒がれています。

 当ブログではめったに見ない日本債券の値動きを見てみます。

20130511

 たしかに、荒々しく動いてますねー。

 日本株式クラスとも見比べてみましょう。

 

201305112

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ・・・・・日本株式の方が荒々しいです(^^;)

 日本債券クラスはボラティリティが小さいので、長期金利が変動しても実際のリターンへの影響は相対的に少ないのですね。

 でも、金利そのもの、あるいは金利の変動を受けやすい金融商品にレバレッジを掛けてたりすると影響は大きいです。

 また、変動金利でローンを組んでいらっしゃる方には、長期金利の変動は気にかかるところです。

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コメント

心配な日本債券クラス

オークは日本債券クラスには投資していません。資産運用を始めた時から、「海外先進国債券(為替ヘッジ無し)」で運用しています。その理由は日本債券クラスは利回りが低く、不安定な足場に危険性を感じるからです。

アベノミクスの目的は予想インフレ率を上げることです。その目論見は成功しつつあります。インフレが起きると、普通国債の価格は下がります。既発国債市場で価格が下がることは、その国債金利は上昇します。

日本の場合、公的債務残高が名目GDPの2倍まで膨らんでいる世界に類を見ない超債務国家です。国債金利が上昇すれば利払いできないデフォルテとなり。価格が下がれば国債を大量に保有する機関は放出するかもしれない。

そんな無用な心配をよそに、今まで積み立ててきた「先進国債券」が円安を受けて着実にアセットアロケーションの緩衝材を果たしてくれています。

投稿: オーク X32 | 2013年5月11日 (土) 18時59分

オーク様
 コメントありがとうございます。
>円安を受けて着実にアセットアロケーションの緩衝材
 円高になったときの緩衝材についてはいかがですか?

 ヘッジなしの外国債券クラスは為替の影響が圧倒的に大きい一方で「為替は読めない」「為替は急激に変化する」というのが、長期投資家のおおむねのコンセンサスではあります。
 内外金利差は中長期的には為替に織り込まれるため、実は、外国債券も日本債券も一緒である、という山崎元さんがおっしゃっているような考え方も、インデックス投資家さんの間では共通リテラシーになっています。
 以上、ご承知のこととは思いますが、ご参考まで。

投稿: NightWalker | 2013年5月11日 (土) 22時03分

山崎さんのご説は存じています。円高時の緩衝材ですが、本当に悩ましい問題です。日本債券が健全なら喜んで投資するのですが。

資産運用を始めて少し経ち、海外クラスの積み立てを開始した10年くらい前から、運用も為替も「振り子」だとイメージしています。「高い」も「安い」も永遠に続くわけではない。と「為替リスクは甘んじて背負う」と腹を括りました。

円高の時ほど「海外債券」購入のチャンス。高利回りの安全資産が割安で買えると思って比率を上げて購入しました。

投稿: オーク X32 | 2013年5月12日 (日) 07時27分

オーク X32様
 オークさんもご存じのように、銀行預金の多くが日本国債で運用されています。年金もそうです。つまり、オークさんも、知らぬ間に日本債券クラスにポートフォリオの多くを割いていらっしゃるはずです。

投稿: NightWalker | 2013年5月12日 (日) 09時23分

>日本債券クラスはボラティリティが小さいので、長期金利が変動しても実際のリターンへの影響は相対的に少ないのですね。

一見ボラティリティが小さいように見えますが、問題は「瞬間的な変化率」にあると思います。
長期金利が9日に0.59%だったのが次の日には0.69%と0.1%上昇(一時は0.7%に上昇)、変化率にして1日で約17%も上昇しました。
その間、サーキットブレーカーも発動されました。

当局は相当神経質になっているものと予想します。

>アベノミクスの目的は予想インフレ率を上げることです。
>その目論見は成功しつつあります。
>インフレが起きると、普通国債の価格は下がります。
>既発国債市場で価格が下がることは、その国債金利は上昇します。

まず、アベノミクスの目的が予想インフレ率だとしても、量的緩和でインフレを惹起できないことは、リフレ派である安達誠司氏が「リフレが日本経済を復活させる」の中で認めているところ、そうであるにもかかわらず、今回の黒田バズーカ砲で予想インフレ率がどうして上昇するのか、この点につき別段説明を期待するところですが、その経路につきどこにも誰からも言及はありません。

次に、長期金利は実質金利と予想インフレ率の和ですから、現在実質金利が一定とし、先のように長期金利が上昇余地が顕在しているのであれば、予想インフレ率が上昇したとも考えられます。
しかしながら、それで「アベノミクスは成功しつつある」とは判断すべきでないと思います。
なぜならば、アベノミクスの第1の矢である黒田バズーカ砲の意図するところは、「人為的な金利低下に基づく」特に国内金融機関に対してポートフォリオ・リバランス効果であったはずが、実際には、金利は上昇し日銀の国債買い占めに基づいてクラウディングアウトされつつあるだけであり、アベノミクスの意図せざる経路を辿っているからです。

政治(政策)は結果がすべてと言われればそれまでですが、この調子で今後政策担当者の意図せざる結果(長期金利上昇に伴う利払い費増大⇒市場による財政ファイナンスとの誹り⇒・・・)も懸念されるところで、決して日本債券クラスはだいじょうぶとは口が裂けても申せないと思う次第です。

投稿: キセン | 2013年5月13日 (月) 06時12分

大切、且つ興味深いテーマになってきましたね。

普通に常識的に考えれば、外国債券を買うことは、長期的には、日本国債を買うこととイーブンであり、為替変動のリスクが増えるデメリットしかない、と言うのは正論ですね。

また、一方で「何時パンクするかも分からない相手へ金を貸すのに低利で貸す奴がいるか」、と言う「日常感覚」もよくわかります。私もそう思います^^:。

私が、現在、多分正しいと思えるのは、国策として2%のインフレ率を絶対達成するという以上、現在の低金利はいずれは消滅する可能性が高いという事だけです。従って、原則的には、長期債を中心に運用することはしてはいけない。日本国債に投資するなら、普通預金・短期の定期・個人向け国債(一応満期までもっていてもいいなら変動金利国債は野村證券で買えますが)・物価連動債ファンドなどにするべきだという事です。

また、日本のインフレは円安とほぼ併行してやってくるだろうという事です。従って、インフレにリアルタイムで対応する投資としては、外国に投資しておくことも必要だという事です。これは主に外国株式でよいと思いますが。

政治がらみの予測で恐縮ですが、安倍政権は、だらだら衰退するよりは、国会から憲法改正に反対しそうな議員を駆逐することに役立てるためにも、ここは賭けに出たほうがいいを思ったのではないでしょうか?たとえ経済政策が失敗しても、その時には、憲法改正に抵抗しそうな人たちは、ほぼ国会から駆逐されているし、もはや責任は自民党には向かわない・・。

竹中平蔵さんあたりの、最近のいささか無理のあるコメントなど読むと、十分な成算があって始めた経済政策ではないと思われてなりません。

投稿: おじさん | 2013年5月14日 (火) 15時04分

みなさまコメントありがとうございます。
当面の課題は、銀行が保有する国債の売却ストーリーでしょうかね?

投稿: NightWalker | 2013年5月17日 (金) 23時49分

ポートフォリオリバランス効果=国債などからよりリスクの高い資産(株や融資など)へ資産運用を変化させる事。

クラウディングアウト=国債の発行で市場の資金が不足する事。つまり、日銀の国債買い入れ=資金の放出で「クラウディングアウト」することは、右を向きながら同時に左を向く事ぐらい不可能。

つまり、現在の債券の動きは単に「ポートフォリオ効果」の可能性が高いと言うこと。

嘘ばっかり言う人は困りますな。

投稿: 名無しの投資家 | 2013年5月18日 (土) 20時39分

>当面の課題は、銀行が保有する国債の売却ストーリーでしょうかね?

なぜ銀行が国債を売却しなければならないんでしょうか?

投稿: AKI | 2013年5月19日 (日) 01時01分

AKI様
 コメントありがとうございます。
>銀行が国債を売却しなければならないんでしょうか?
 銀行によっては、金利上昇に備えて資金運用方法を修正するところが出てきたりしないでしょうか?

投稿: NightWalker | 2013年5月19日 (日) 01時32分

いよいよの時は、銀行への監督権限により、経営を管理してしまうでしょうね。その代わり、騒動が治まれば(?)悪いようにはしないという事になるのじゃないでしょうか。以前、もとの大蔵省の次官級のOBが、大蔵省では通常時から、かなり銀行の経営や国債保有には口を出していたと明言した文章を読んだことがあります。

ところで、自民党が2011年6月1日に発表した「X-dayプロジェクト」に一度目を通されるとよいですよ。わが国の政治のレベルの勉強になるとともに、ちょっとした暑気払いになるかもしれません。

このレポートの記述が当たっているのか、現在の経済政策が安倍さんが当たっているのか、確かな事は、両立はけして出来ないという事だけです。

投稿: おじさん | 2013年5月19日 (日) 03時01分

十分校正せずに投稿しましたので、誤字やおかしな言い回しが入ってしまいました。恐縮です。

投稿: おじさん | 2013年5月19日 (日) 03時10分

>>当面の課題は、銀行が保有する国債の売却ストーリーでしょうかね?

>なぜ銀行が国債を売却しなければならないんでしょうか?

長期金利が乱高下していますが、問題は、まだ1%未満だから大丈夫かどうかではなく、日本国債のファンダメンタルズにあると思います。

つまり、現在の長期金利の乱高下を嫌気して、内外問わず金融機関が日本国債を売却したりあえて購入しなかったりするという選択肢は十分にありうると思う次第です。

投稿: キセン | 2013年5月19日 (日) 11時38分

みなさまコメントありがとうございます。

明日発売の日経ビジネス2013.5.13号に

 時事深層 日銀緩和、膨らむ「地銀リスク」

という記事があります。ご参考までー。

投稿: NightWalker | 2013年5月19日 (日) 22時06分

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