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2013年2月17日 (日)

リタイヤ後のドルコスト

  私としてはちょっと先の問題になりますが、リタイヤしたらドルコストをやめるのでしょうか?

  ちょっと考えてみました。

  私がドルコストをしているのは、

  • サラリーマンの蓄財とはそういうものだ

 という考え方から来ているのですが、リタイヤしてサラリーマンじゃなくなった暁にはどうするんでしょうか?

 結論からいえば、まあ、やめないんだろうなあ。

 まず、最初に考えられるのは、

  • 退職金を少しずつドルコスト

 というパターン。

 退職金は、「現役時代の給与の後払い」という性格もありますが、「リタイヤ後の給料の一括前払い」という考え方もできます。

 会社を卒業しても、少しずつ給料をもらい続けてるんだと思って、ドルコスト。

 もうひとつは、退職後であっても資産運用は続きますので、その過程で必要になるというパターン。

  • リバランスのためのドルコスト

 

 たとえば、株価が大きく下落してしまった時、たぶん、あわてて一気に買うということはないと思うんですよ、未来の私も(笑)

 というわけで

 一生ドルコストです!

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・

 いや、やっぱり、未来になってから考えることにします。

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コメント

以前も書きかましたが、一度に大きな資産が入った場合は、確率的には一度の投資してしまったほうが成績はよいはずです。ドルコストで投資してゆくという事は、結局はその投資分散期間での、加重加算された中間の時点で一気に投資したことと変わらないのじゃないでしょうか?そしてそれは最初に一気に投資した時より価格が上がっている時点になる可能性のほうが高いはずです。分散して投資してもリスクは低くならないはずです。

例えば、退職金・相続などのときがこういったケースに当たるはずです。

投稿: おじさん | 2013年2月17日 (日) 01時19分

おじさん様
 コメントありがとうございます。
 問題は、リタイヤした後、何年運用できるか(すなわち生きるか)わからない点にあります。
 息子に相続してしまうんだ、と考えればぐんと運用期間が延びますので、一気もありかもしれません。
 しかし、親父なんで現金で残してくれなかったの?というかもしれません(笑)。

投稿: NightWalker | 2013年2月17日 (日) 01時24分

そうですね。こういったことは「確率的に・・・」と言う話にならざるを得ないので、不測の事態に悲劇的(?)なことになる可能性と言うのは常にありうるわけです。

資産を引き出して生活する場合、大きく下落したときに引き出しが、それ以降に非常に響くという事もありますね。

ところで、これも確率的にですが、何年生きるかは、平均余命で考えるしかありません。今60歳の男性で25年前後あるんじゃないでしょうか?

投稿: おじさん | 2013年2月17日 (日) 01時36分

教訓からドルコストでやっています。

オークは57歳で(2009年)早期退職して退職金を手にしました。仲間は半分を企業年金にしましたが、債券比率の高いアロケーションはつまらないと思い、自分で運用することにして、全額を受け取りました。

今までドルコストで積み立てた日本円建てのアロケーション「日本株式」「日本リート」「先進国株式」「先進国債券」はそのままにして、円高を利用して、変形ドルコスト方式で毎月定額でドルを購入して、「VTI」「VGK」「VWO」「GSG」「BND」を買い付けてきました。この円高期間に積み立てができました。そろそろ積み立て中止しようと思います。

資産運用始めた頃、日本リートの個別銘柄で高値つかみした教訓から、一括資金投入は絶対しません。

投稿: オーク X32 | 2013年2月17日 (日) 08時22分

「リタイヤ後のドルコスト」は理解できるのですが、「一生ドルコスト」についてもう少し詳しくお聞かせください。
コメントでオークさんも少し述べられおりますが、「出口戦略」はどのようにお考えでしょうか?
>未来になってから考えることにします。
がお答えなのでしょうか?

投稿: lazy | 2013年2月17日 (日) 16時44分

資産運用に出口が必要なのか?

リタイヤの時の「出口戦略」がよく話題に上りますが、還暦を迎えましたが、オークは全く気にしていません。65歳以降リスク資産の比率は少し下げるかも知れませんが、基本的にはかなりリスク資産の割合が高いアロケーションをこの後、一生を終えるまで続けようと考えています。

資産をを2つのグループに分けています。①現役時代に積み立てた円による投信・ETFグループ②退職金で積み立てたUS$によるバンガードETFグループです。自分のリスク許容度以内であれば、長い期間の資産運用から得られた平均が物を言うと思っています。

オークはセミリタイヤで現在大学生の就職支援の嘱託職で活動しています。家族の生活費は確保でき「職住接近」「ノルマ無し」「残業無し」とてもやりがいある仕事で気に入っています。

65歳まではこの仕事は出来そうなので続けようと考えています。65歳以降は公的年金と①の資産を取り崩しながら、豊かで楽しい生活を楽しみます。(今も豊かで楽しいです)②のUS$資産は、状況を見ながらリバランスをして当面手を付ける気はありません。将来の保険と考えています。また円高が来たら買い増しするかもしれません。

資産運用に出口は無い。がオークの結論です。こんな面白い奥深き「ゲーム」があるでしょうか?一生を終えるまでリバランスとドルコストを継続するでしょう。そして、オークが眠りにつくときは、近くにいる家族が引き継ぐことでしょう。

投稿: オーク X32 | 2013年2月17日 (日) 18時28分

何度もすみません^^;。オークさん、失礼ながら私も似た世代ですが、そのお年で現在を「豊かで楽しい」と感じておられるという事は素晴らしいですね。見習いたいです^^。

私も、原則的には出口を考える必要はあまりないと思います。ただ、リスク許容度を計ると言うのがなかなか難しいですね。インフレをどう考えるか、将来必要になるかもしれない介護やその程度をどう見込むか(有料老人ホームなど非常に費用のかかるオプションもありえます)・・・。

バンガードの年金には、インフレ連動のものがあるそうですが、そう言った終身年金が日本にもあれば、運用の必要はなくなってしまうかもしれないですけれど。

投稿: おじさん | 2013年2月17日 (日) 19時33分

みなさまコメントありがとうございます。

>おじさん様 オーク様
 資産運用もリタイヤ後の人生も、実にさまざまですね。勉強になりました。

>Lazy様
>一生ドルコスト
 というのは、私自身は一生資産運用するだろうな、というのがまず前提にあって、その上で、私の資産運用スタイルの場合、ドルコストはおそらく一生切り離せないだろうなあ、というぐらいの意味合いです。
「出口戦略」については、出口がいつかわからない以上、相続が一つの軸になるだろうなあ、と思っています。
 もちろん、これは私がそう思っているだけで、みなさんそれぞれの考え方でいいのではないかと思っております。

投稿: NightWalker | 2013年2月18日 (月) 00時16分

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